禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

現代における禅修行の意味「禅と茶の集い」だより(166)

今週は第4週なので太田先生のワークショップです。
参加者は13名でした。
 
午後7時から一炷香の静坐(坐禅・座禅)をしました。
何人かの人は別室で太田先生から進行状況の確認等、個別の相談がありました。
 
ワークショップでは、はじめ微かな体の感覚を利用して念慮を消す方法について、鼻呼吸時の鼻に出入りする風の感じ(冷たさ、暖かさ)をマスクを使って体験しました。
 
つぎに、先月の入門講座中にあった質問を踏まえて、   
 
1. 世界の精神構造
 
2. 個人の精神構造
 
3. 禅修行の意味
 
4. 禅の方向性
 
について、 現代精神医学の立場から解説されました。
 
その中で、禅修行における所作との関係を実際に体験しながら質疑し、実感し合いました。
 
少々難解なところもありましたが、坐禅を進める上で大変参考になりました。
 
毎月第4週の太田先生のワークショップはこの後も続きます。
皆さん是非ご参加を。 
(M.K)