禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

哲学ではなく経験を 禅と茶の集い」便り(173)

今日(6日)はやや大粒の雨が降っています。
来週から一宮で始める『禅と茶に親しむ会』の参考にするために、
少し早め(18時少し前)にコミュニティーセンターの5階和室に行ってみました。
そると、すでに会長の登坂さんと今週のお茶の担当の森本さんが、「雨だから出足が遅いな・・」と準備をしていました。
 
間もなくOさんが、自宅で摘んだばかりの花材を、紙に包んでやってきました。
榧(かや)、ホトトギス、などです。
すぐ後に到着した女史が見て、「私が活けてもいいですか?久しぶりです」と楽しそうに活けて始ました。
枝ものは適度に省略し、前後にも立体的に・・(なかなかやるな~)。
それを床にかざり、輪読が始まりました。
 
今日の輪読は『禅マインド・ビギナーズマインド』の第33章『哲学ではなく経験を』でした。
参加者は感想は「ますます難しくなってきた」という感じのようでした。
食べ物の味は、いくら言葉で説明しても伝わらなように、禅は学問のように言葉をいくらならべても伝わらない。
実際に経験するものだということですね。
いよいよこのテキストの終わりも近づいているので、次のテキストを選んでいるそうです。
 
その後の話題は、今度武道館で発表するOさんの詩吟のことや、
千葉市であったジャズフェスティバル、
榧の実(花が咲いた次の年に実る)、などなどが話題になりました。
 
最後に、皆で一炷香(45分)の静坐(坐禅・座禅)をしました。
 
来週(13日)は、コミュニティセンタの行事の関係でい休みです。
次回は10月20日(金)です。
第3金曜日なので、今回と同じく輪読、お茶、静坐(座禅)です。
 
合掌 惟然 拝