禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅修行の階梯を考える(3)「禅と茶の集い」便り(174)

先月から講義時間拡張に伴い繰り上げスタートとなっている太田先生のワークショップです。

まずは1柱香の坐禅からスタートしたあとは、前会までのおさらいを確認、そのあとは怒涛のごとく一気にテキスト6頁分の授業となりました。
今回もフロアからざっくばらんな沢山の質問がでてまいりましたが、「心不可得」をはじめ言葉にしづらい境涯などを太田先生は苦心惨憺されながら伝えてくださっており有難いと思います。
この「禅修行の階梯を考える」はこれまでの登頂山のガイドマップの思想的なバックボーンとなる禅修行の捉え方が随所に満ち満ちていることが少しづつわかり始めたと思います。
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中でも私は「印契を用いた歩行修練」は太田メソッドの真骨頂だと思っております。
以前に実習させて頂いたときから初学者でもわかりやすく、また坐禅と違い日常生活に馴染みやすい歩行の工夫であるため、普段の生活の中に取り入れやすい動中の連想遮断、精神のコントロールとなっているお勧めの技法です。

ぜひご興味のおありの方は第4週のワークショップご参加ください。
次のワークショップは11/24(金)18時からの予定です。

今後の予定の告知ですが来週11/3は祭日のためお休みです。
そのため次回の禅と茶の集い11/10(金)19時から坐禅、そのあとは早めの忘年会となります。(Y)