禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

調息山三合目 内言語法 1・・・「ナー・ムー法」

  ○手は法界定印。吸気は「ナー」で「命門」に、呼気は「ムー」で「赤丸」に繋意

*これ以降、手は法界定印です。法界定印で繋意の場所を定めるのは難易度が高いので、そのために赤丸が工夫されたのです。

*上半身の前傾姿勢から、徐々に腰を起こしながら、「ナー」で命門に繋意してくると、腰が伸びてきます。体操選手のように腰のくびれの処がギュット感じられると自然と腰が伸びてきます。この伸びの感覚から「独坐大雄峰」を感じられると、もっと良いのですが。

*「ナー」と吸気と命門の感覚、「ムー」と呼気と赤丸の感覚とが一体になるようにしてください。