Eテレのこころの時代を時々見ているのですが、今までで何度も見返している番組の一つが「禅の語録を読む」小川隆先生の講義です。
禅問答のようなという形容詞があるがごとく、公案はいつも非論理的だとばかり思っていたものがぐっと身近に感じられるようになったきっかけを作っていただきました。
昨年から行きつけの書店に並んでいて、でもなかなか購入しきれなかったのですが図書館にもないということで思い切って購入して読んでみました。
「禅修行の階梯」ワークショップの中にもでてくるキーワードで「「禅宗史上で公案が成立するまでのおおよそ300年間の修行者の工夫のあり方」についても言及がありなるほど達磨初祖、慧可二祖のころは『楞伽経』(りょうがきょう)を拠り所として修行していたことなども紹介されておりました。
内容が素晴らしいので私も興奮してこちらで紹介させていただきます。(Ym)