禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅の知恵に学ぶ NHKテレビ こころの時代

先週の日曜よりNHKのEテレ(元教育テレビ)のこころの時代で半年にわたり「禅の知恵に学ぶ」というシリーズが始まりました。
今回の講義は岐阜県にある臨済宗のお寺で別名、妙心寺奥の院と言われる正眼寺での取材です。

正眼寺と言えば、太田先生の調息山のガイドマップでも1合目2合目で使われる組手として「正眼寺の組手」が紹介されており聞き覚えがありましたが改めて調べると1330年、臨済禅の本流をなしたと言われる応燈関(国師、大燈国師関山国師)の関山慧玄が鎌倉時代に開かれた名刹でありした。

今回のシリーズで講師を務められるのは現住職 僧堂師家の山川宗玄老師です。
第一回目は「禅とは何か」というテーマで語られていましたが、宇宙のブラックマターのお話にはちょっとびっくりすると同時に、現代人にはとても説得力のある説明だなと感じ入りました。

こころの時代は毎週日曜5時から放送され、再放送は土曜の13時からですが、この禅に学ぶシリーズは第3日曜に9月まで放映されるようで、次回は5月19日です。

1回目を見逃した方も2回目から視聴できますし、テキストも販売されているようですので宜しければご覧くださいませ。

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 ※NHKテキストには巻末に5分間イス坐禅の仕方と「菩薩願行文」の写経テキストが付録としてついております。