令和元年5月17日
記録者・栗田和夫
1.はじめに
いよいよ令和元年が始まりました。
2.読書の時間
前回に引き続いて「ブッダはなぜ子を捨てたか」です。今日は、「ブッダの子という難しいポジション」から「ブッダに侍した二十五年」そして「捨てられた子は父を憎しみ、怨んだのか」の項を読みました。最初の項は、ブッダの子である「ラ―フラ」についてであるが、子であるということから難しい立場に置かれていたようである。しかし、まさにブッダの侍者として仕えた「アーナンダ」の存在は、若い世代同士ということで近づきやすかったようである。そしてラ―フラの自分を捨てたブッダに対する怨みの気持ちなども柔らかくアーナンダは包み込むことが出来たようである。次回は、ブッダの「最後の旅」いわゆる「涅槃」についてであるが、興味深い項と言える。
3.お点前
今日は、午前中が授業であっため、バタバタと買い物をすることになりお菓子は時節的な考慮するこのなく「柏餅」としました。
茶花は、季節がらの「あやめ」と「紫らん」です。あやめは『何れが菖蒲(あやめ)か杜若(かいつばた)』という文句をよくご存じかと思われます。美人を指し「優劣の付けがたい」時に使われるようですが。さて、とは言っても、どちらが「あやめ」で、どちらが「かきつばた」かお判りでしょうか?
私は、ジョッキングを楽しむ傍ら、よく見かけます。違いは次の三つに大別されるようです。
4.おわりに
本日の参加者は、9名でした。今日は、お二人のお若い女性が見えられました。
お茶席での話題の一コマですが、私は、お若いお二人に「夢は何ですか?」と聞いてみました。
女子大生の彼女は「就職の内定をもらうことかな。」、もうひと片の高校生の彼女は「大学に入れることかな。」と、いまどきの彼女達は、そう答えました。「それって夢って言わないと思うけど?」、いつのころからか、ファンタスチックな夢を語る時代ではなくなったようです。1990年代初頭のバブル崩壊以降、夢は語られなくなったのでしょうか。
さて来週は、第4週で恒例であります太田先生のワークショップがあります。
皆様、お誘い合わせのうえご出席ください。
という私は、来週は、またまた土地区画整理士会の総会が都内であり、欠席となります。
そして、5月は、第5週がありますが、久しぶりに大石さんのお点前が見られるかと思われます。
ということで、宜しくお願い致します。
以上