禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

第41回 禅体験教室① 禅とは何か「禅と茶の集い」だより(244)

今日(2019年6月7日)から、第41回禅体験教室が開催されました。
第1講は坐禅歴50年以上の登坂会長の「禅とは・坐禅の仕方」です。

この春からご参加頂いている大学生とその恩師のIsさん含め8人の初参加者にご参集いただけました。女性4人、男性4人でした。

講義は講師紹介の後、配布されたレジュメに沿って「坐禅修行の目的」ということから釈尊達磨大師、白田先生のご生涯や思想について説明がなされました。
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 講義は姿勢・呼吸・三昧・クリーン(赤子のよう)な心と続いていきますが、初めての方にはなかなか難しい内容だと思います。
 私個人的には、今回の説明の中で紹介いただいた作家、柳美里さんの「私は他者の集積である」という言葉は初耳で心に響きました。
 ますむらひろしのコミックにも似た表現がありましたが、今ここに自分としてこうしている存在は過去からのいろんな存在や縁が絡み合って繋がって、そして現れているという華厳世界にも通じているような気がしたからです。
 
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小休止を挟んで実際の坐禅を組みながらのワークショップに入ります。結跏趺坐も出来るYuさんにモデルになっていただき初挑戦の方も足の組み方から頑張っていただきました。
皆さん膝頭を落とすのに苦労されていらっしゃたようです。

坐相が整ってきたところで15分間の短めの坐禅実習を2回行います。
新規参加者と会員が合わさると大広間左右にぎっしりとなり、直日の登坂会長の合図で坐禅が開始となりました。
途中に助警役の太田先生が個別に姿勢指導もなされました。
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来週14日は「禅とこころ」というテーマで話があります。
定員に余裕があるので、来週からの参加も歓迎です。(Ym)

「禅と茶の集い」について詳しくは、コチラ
問い合わせ先 
yfe53531@nifty.com