禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅修行の階梯を考える(23) 「禅と茶の集い」便り(254)

8月も第4週となり、太田先生のワークショップです。

今日は登坂会長お休みもあり参加者8名とワークショップの週としては少なめの参加者でした。

 

このところ社会人の禅修行階梯の編集に追われているため、なかなか新しく入会された方への調息山ガイドマップの指導ができないでいますが、前半の坐禅時間に隣の茶室での個別指導がなされております。

 

そして、後半は大広間でのワークショップ!

まず今週は歩行のおさらいからです。「断」の機能を用いた踵に繋意した元気良い歩行です。

初学者2名の方から歩いていただき、細かな指導が入りました。

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続いて禅修行の階梯を考えるワークショップです。

8月に入り、72ページ分の改定作業が一段落したとお聞きしたばかりでしたが、2週間足らずで最初のページからの大加筆、大改訂!

またもや太田先生には重い荷物をご持参いただき、新しいテキストを配っていただきました。

 

今回の加筆のポイントは「③視覚聴覚嗅覚味覚体性感覚などの感覚の機能」が新たに追加され、超訳すると『この感覚と運動に関わる部分だけが意識的に「自伝的自己」と「中核自己」に分離できる特性をもつ』という新たな気づきが増補されております。

 

しかしご講義されながら我々、参加者の質問、疑問を丁寧にお聞きいただき、それの応答までテキストに落とし込んでの改訂作業なので終わりが見えない・・・

 

しかも執筆のみならず、コピーも、着色も、搬送すら太田先生おひとりでされているので大変です。 (ちまちまとラインマーカーで色塗りしている太田先生の姿は、ちょっとほほえましくもありますが。)

先生!やっぱり両面刷できるレザープリンター早めに検討しましょう!

 

閉館ぎりぎりまで質疑応答は繰り返され、閉館後も都合のつく方は太田先生を囲んでファミレスでの補習?授業が遅くまでつづく第4金曜の禅と茶でした。

 

来週は第5週、大石さんが亭主となり呈茶いただけます。 輪読会は18時から始めりますが、坐禅はほぼ20時頃からのスタートとなりますので途中からの参加も大歓迎ですので皆さんお誘いあわせの上ご参加ください。(Ym)