禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

宝樹院だより(6)第2週は昏鍾坐禅会

本日は午前に円覚寺の日曜説教を拝聴し,夕刻からは宝樹院の坐禅会に参加しました。

宝樹院は毎月第2週は昏鐘坐禅と言って18時からの開始となります。

私個人的にはこの昏鐘坐禅会が一番のお気に入りで夕方とは言っても薄暗がりの中で,特に本日などは小雨模様なので日もとっぷり暮れ夜のとばりがおり始めた中での坐禅です。

 

いつもご迷惑とは思いながらも早めに伺い随坐をさせていただいておりますが,玄関で履物を脱いでマスクを忘れたのに気がつきご住職に頂戴致しました。

 

今日は副住職はご不在のようで久しぶりにご住職お一人での読経,直日としての坐禅指導でしたが皆で息を合わせての数息観もとても心地よかったです。

 

坐禅指導と言ってもご住職の場合,言葉短く,最小限の指示なんですが本当に深い坐禅へ誘導していただき有難いことです。

それと本日初めてとお聞きしましたが,最後の読経は四弘誓願だけでしたが皆でマスクしながらも、半年ぶりに声を出しての読経となりました。

 

千葉県でもコロナウィルスへの医療体制がPhase3からPhase2へとレベルダウンしたので,宝樹院の坐禅会も徐々に元の姿に一歩づつですが近づいているようでうれしい限りです。

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本堂は昨年9月の台風被害で傷んだ瓦の改修工事中でした。(Ym)