禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅修行の階梯を考える(36)「禅と茶の集い」便り(314)

第四週の5月28日は,太田先生のワークショップです。

 

来週から始まる「坐禅体験会」の準備もあり5階の和室で行いましたが,やはりホームに戻ってきたという感じがして皆さんも笑顔でしかも集中して坐禅ができました。

 

坐禅の後は,少しお時間を戴いて坐禅体験会の打ち合わせをさせていただき,ワークショップとなりました。

テキストはp47からで「歩行の修練」の実習がメインとなります。

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踵から軍隊式で歩く「断の歩行」から,手のひらに風を感じて歩く「風の歩行」,そして小三鈷印に繋意しながら歩く「悲の歩行」をそれぞれ実演してみて,歩き方による心の在り方を実感していくワークショップでした。

風の歩行,悲の歩行はYmの勝手なネーミングですが仕事柄(リハビリ),会長の膝関節の有痛性跛行が気になってしまいました。

 ワークショップの質問タイムは閉館ぎりぎりまで続きました。

 

そして,いよいよ来週は6月。

2年ぶりとなる「坐禅体験会」です。ぞくぞくとお申し込みをいただいているようで会員一同とても楽しみにしております。(Ym)