禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」便り(330)

10月の第5週は通常通りの禅茶の集いでした。

人数はちょっと寂しい4名です。  

 

輪読会は佐々木先生の「宗教の本性」を41ページから48ページまで読み進んだそうですが,業務の都合で途中参加の私が着くころにはすでに話は総選挙前とあってか政治経済の話やコロナ流行についての雑談モード花盛りでした。

 

でもこうした家庭とも職場とも違ういわば「第3の場」を持っているかどうかというのは人生にとっても重要じゃないかと思ってます。

 

ゆったりたっぷり雑談した後は,40分の坐禅をしっかり行って,それでもまだ閉館時間には余裕があるという有難さ。

先日まではせかせかと掛軸や香台,座布団などを片付けていたのが思い出されます。

 

でもまだ飲食禁止は続いているので,呈茶が再開できず20時から坐禅が始まる頃にはお腹の虫が暴れし始めたりしてます。

 お抹茶と戴く小さなお饅頭とか,お茶菓子も大切だったんだなぁと改めて痛感させられます。

 

それと禅茶会員のOuさんはご母堂が昨夜永眠され欠席でした。

衷心よりお悔やみ申し上げ,ご冥福をお祈りしたいと思います。(Ym)