禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

ごま団子と芋餅でゆるり「禅と茶の集い」便り(222)

                                                       記録者・栗田
1.はじめに
 早いものです、もう師走です。私も、教員の一人ですけどね。
 今日は、千葉市役所での定例の会議はなく直接、この会場にやってきました。
 こういうのは、余裕があっていいですね。
 ということで多少、師走といえども、ゆっくりあわてることなく準備に取り掛かることができました。
 
2.読書の時間
 前回に引き続いて「ブッダは、なぜ子を捨てたか」の輪読を行いました。
今日のところは、「なぜ家を出たのか」というところが主要な内容となっております。
ブッダは、16才、19才の頃に結婚したようです。そして29才になって、二人目の息子が誕生しました。そして、それを機に、ただちに家を出たということであります。
ここで話題になったのは、「出家といわずに家出である」ということが、なんとも世俗的であるということでありました。しかし、一般的に、家を出るということとは、ブッダの場合は、かなり違うようです。普通なら残される妻、二人の子は、その日から、路頭に迷うことになるかもしれませんが、ブッダの場合は、わけでも無く、いわゆる恵まれた生活環境の中で、その後も過ごせるわけです。だいぶ感覚的には、違う境遇にあってなしえたことと言えなくもありません。
とまあ、今の段階では、ブッダは、なぜ家を出て、子を捨てたのか。私には、あまり良く分かりません。

3.呈茶
イメージ 1

 読書のあとは、呈茶となります。いつも苦心するのが御茶菓子です。安くて美味しいもの、実は、いつも西友で買ってきます。抹茶もお菓子もこちらで求めています。
本日の茶菓子は2種類あります「ゴマ団子」と「芋餅」です。ゴマ団子は、中にゴマあんが入っており、触感も悪くありません。一方の、芋餅は、中に白あんが入っており、餅もち感があって良いのですが、懐紙にくっついて食べづらいのが難点です。
それから、茶花ですが、いつもは、Oさん持参でご用意いただいておるのですが、今日は残念ながらお休みのようで、茶花の用意はできませんでした。
人数の少ない時には、二服目のおすすめもし、ゆっくりと味わって頂いております。
 
4.おわりに

 本日は、総勢7名と、いつものメンバーの都合も悪かったようで、少数精鋭の静坐会でした。
 さて、来週は、第4週ですので、本年最後の、太田先生のワークショップがあります。
 それから次いでですが、新年早々は、第2週の11日からとなります。この日は、7時から1炷香の静坐の後に、新年会を予定しておりますので、ご出席ください。               以上