禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今夜ラジオで・・・細川和尚さん&ジブリ

今朝も龍雲寺のオンライン坐禅会に参加させていただきましたが,終盤で告知がありましたのを思い出し慌ててお知らせしております。 今夜の23時から東京FMのラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」に龍雲寺の細川和尚さんがゲスト出演されるそうです。 …

管長日記 毎日配信中です!&呼吸瞑想も!!

円覚寺の横田管長さまですが,須磨寺の小池陽人和尚さんが昨年初めの緊急事態宣言のを契機に毎日ユーチューブ配信されたのを見習われ管長日記を連日,ユーチューブにアップロードなされています。 もちろんこれまでも毎日のようにブログには文章として投稿さ…

体が固い方のための坐禅の工夫 タオルを用いて

外出自粛の中,自宅で坐禅する機会が増え自分なりに坐禅方法を工夫しています。 私は職業柄(Ymは病院のリハビリに従事してます),坐禅の姿勢が一番気になるのですが,体の固い人向けに自分でも実践してみて,お勧めをいくつかご紹介したいと思います。 …

【お知らせ】禅と茶の集いは緊急事態宣言解除まで休止です !!

首都圏でのコロナ第3波は年末年始と猛威を振るいとどまるところを知りません。 そして遅まきながら,今夜第2回目となる「緊急事態宣言」が1都3県に発令されました。 松の内が明けたばかりの新年に重くのしかかる暗雲ではありますが,致し方ありません。 …

現代社会人のための禅修行階梯 第二部(6)「歩行の修練」

Ⅲ 「歩行の修練」 「中核自己に備わっている3つの宝物」を、歩行という動作を通して、 体得し・味わい・使いこなすという修練です。 詳しい話は実習の時にしまして簡単に説明しておきます。 会場としては、広い室内か戸外でも人通りが少なく信号もなく自転…

現代社会人のための禅修行階梯 第二部(5)手の形とそれに伴う心の有り様の探求

Ⅱ 「手の形とそれに伴う心の有り様の探求(印契の探求)」 ダマシオのいう「感情は体性感覚と密接な関係がある」ということに注目しています私にとりましては、「手の形と心の有り様についての探求」はとても重大な関心事です。 ただし、真言密教ではもっと…

現代社会人のための禅修行階梯 第二部(4)「坐禅の行」 

第三章 体性感覚における「中核自己に備わっている3つの宝物」を体得し・味わい・使いこなすための技法 第一部(13)で述べましたように、体性感覚における「中核自己に備わってい る3つの宝物」とは、 ①「断」または「断」の機能 ②「風の感覚・身体が感じ…

現代社会人のための禅修行階梯 第二部(3)聴覚における「中核自己に備わっている3つの宝物」を体得し・味わい・使いこなすための技法

第二章 聴覚における「中核自己に備わっている3つの宝物」を体得し・味わい・使いこなすための技法 第一章のⅡ(第一部(2))で述べましたように、アントニオ・ダマシオ自身は 聴覚と「感情」との関係性については明言していません。 しかし私は、聴覚は体…

現代社会人のための禅修行階梯 第二部(2)嗅覚・味覚における「中核自己に備わっている宝物」

第一章 嗅覚・味覚における「中核自己に備わっている宝物」(①「断」または「断」の機能)を体得し・味わい・使いこなすための技法 第一部 第四章のⅡ(第一部(15))で示しましたように、嗅覚・味覚における「中核自己に備わっている宝物」(「断」または「…

現代社会人のための禅修行階梯 第二部(1)「地下トンネル」における基礎修練

第二部 「地下トンネル」における基礎修練 図2で示されていますように、「現代社会人のための禅修行階梯」では、「日常生活の場」から「禅修行の場」に行くために、「日常生活 の場」の「ゲート」から、「地下トンネル」を通過して(あたかもスタジオ ジブ…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(18)カルロス・カスタネダの言葉を吟味する

Ⅱ カルロス・カスタネダの言葉を吟味する 「われわれは生まれた時は、それにそれからしばらくの間も、完全に〈ナ ワール〉なのだ。けれども自分が機能するには。その補完物が必要だと 感じられる。・・・・・そこで〈トナール〉が発達しはじめ、それがわれ …

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(17)カルロス・カスタネダの言葉

第五章 カルロス・カスタネダの言葉を吟味する Ⅰ カルロス・カスタネダの言葉 カルロス・カスタネダ(1925or1931~1998年)は、ペルー生まれのアメリカの文化人類学者といわれています。著作集『呪術師シリーズ』(日本語版は真崎義博訳、二見書…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(16)聴覚と体性感覚領域における「中核自己に備わっている3つの宝物」を体得し・味わい・使いこなすこと

Ⅲ 聴覚と体性感覚領域における「中核自己に備わっている3つの宝物」を体得し・味わい・使いこなすこと 前項で聴覚と体性感覚領域における①「断」または「断」の機能を体得 し・味わい・使いこなすことについて説明をしました。 そして第一部(14)で、 「中…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(15)感覚の領域に止まっていて気付き・知覚、想起などの領域に入らないという場合

Ⅱ 感覚の領域に止まっていて気付き・知覚、想起などの領域に入らないという場合 まず意味記憶の場合をみてみましょう。 「嗅いだら 嗅いだまま、味わったら 味わったまま」の時の の状態を見てみましょう。 大脳皮質側頭葉より、気付き・知覚の素材が送出さ…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(14)通常の感覚情報の流れ

第四章 嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている3つの宝物」を体得し・味わい・使いこなすということについて、その脳科学的根拠 禅の修行を始めたころ、先輩から「見たら 見たまま、聞いたら 聞いたまま」とか「二念を継がず」と…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(13)嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている3つの宝物」の定義

Ⅴ 嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている3つの宝物」の定義 長年「大心・喜心・老心」や「正しく・楽しく・仲よく」に対応し、「中 核自己」の特徴である「いま・ここ」のみの機能、そして「中核自己」領 域におけるダマシオの「…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(12)嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている宝物」は3種類

Ⅳ 嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている宝物」は3種類 前項での道元禅師および耕雲庵老師のお言葉は、内容が深くしかも一 般の人にはなかなか理解しがたい処(特に耕雲庵老師の言葉)がありま す。 しかもこのような言葉は、仏…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(11)嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている宝物」を究明する、先達の言葉から

Ⅲ 嗅覚・味覚および聴覚・体性感覚における「中核自己に備わっている宝物」を究明する、先達の言葉から 「宝物」の種類がいくつあるのか、あるいは性質・特徴はどうか、について究明するために、お二方の先達の言葉を参考にしてみましょう。 1 道元禅師の「…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(10)「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の中の「中核自己に備わっている宝物」

Ⅱ 「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の中の「中核自己に備わっている宝物」について ここで図1・2を参照してください。 「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の領域は海面下の地下部分あるいは海の下の岩盤部分で示されています。 ここには、「中核自己に…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(9)「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の功用とその限界

第三章 「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の中の「中核自己に備わってい る宝物」とは Ⅰ 「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の功用とその限界 第一章のⅢでみましたように、「自伝的自己」は、風土・慣習・民族(部 族)・言語・文化・宗教(宗派)によっ…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(8)「日常生活の場」と「禅修行の場」

Ⅱ 「日常生活の場」(その他の種々な背景の社会)と「禅修行の場」 ここで再び図1・2を見てください。 「日常生活の場」と、その他の種々な背景の社会と、「禅修行の場」とは、 地続きではなくて、それぞれ海によって隔たれています。 「日常生活の場」(…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(7)禅仏教の特徴

第二章 禅仏教の特徴 Ⅰ 禅仏教の特徴 禅仏教は、他の宗教・宗派が「自伝的自己」に重点を移しているのに対して、まず「いま・ここ」のみの自己を究明すること(「二念を継がず」・「見たら見たまま 聞いたら聞いたまま」とか「思い出すよじゃ惚れよが薄い 思…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(6)「自伝的自己の短所」と「自伝的自己の長所」

Ⅵ 「自伝的自己の短所」と「自伝的自己の長所」 以上のような「自伝的自己」を支えるシステムの中で、「現代社会人のための禅修行階梯と人間形成」という観点から見ますと、②の中から「快、喜び・笑い」を除く「不快、不安・恐怖・怒り・恨み・憎しみ・嘆き…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(5)「自伝的自己」を支えるシステム②

Ⅴ 「自伝的自己」を支えるシステム③「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・体性感 覚などの感覚(エピソード記憶を想起する、意味記憶によって気付く・知覚する、などに至るまで)の機能」、と⑥「身体を動かしたり、行動する機能」における「中核自己」の特性 前項の終…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(4)「自伝的自己」を支えるシステム

Ⅳ 「自伝的自己」を支えるシステム 地球上の生物進化史的観点からいえば、ヒトの「自伝的自己」(無宗教的な「日常生活の場」における「自伝的自己」であろうと、「禅修行の場」における「自伝的自己」であろうと、その他の社会の「自伝的自己」であろうと)…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(3)世界の構造と「自伝的自己」

Ⅲ 世界の構造と「自伝的自己」 図1・2で見ますように、世界中には無宗教の社会もあればキリスト教・イスラム教・ユダヤ教・ヒンズー教・仏教による社会もあれば、その他さまざまな風土・慣習・民族(部族)・言語・文化・宗教(宗派)を背景にした社会があ…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(2)アントニオ・ダマシオの「感情」と「情動」について

Ⅱ アントニオ・ダマシオの「感情」と「情動」について アントニオ・ダマシオの貢献の中で禅の修行との関係から見ますと、今 一つ重要なことがあります。それは感情と情動とを明確に区別して定義を したことです。 従来の心理学や精神医学において、不安・恐…

現代社会人のための禅修行階梯 第一部(1)アントニオ・ダマシオの「中核自己」と「自伝的自己」について

太田 東吾 著 Ver. 2.1, 01/2021 第一部 「自伝的自己」が働き出す以前の感覚の中の「宝物」を求めて 第一章 アントニオ・ダマシオの概念および用語 Ⅰ アントニオ・ダマシオの「中核自己」と「自伝的自己」について 脳科学者のアントニオ・ダマシオは、地球…

今年最初のご挨拶

旧年中は禅茶ブログをご愛顧いただき誠にありがとうございました。 新型肺炎の猛威を受けて,当たり前の大切さ,人との距離を痛感した一年となりましたが,ネット世界ではSNSやユーチューブを介しての繋がりが一気に加速したようです。 ご案内の通り「禅…