禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

道元禅師

道元禅「禅と茶の集い」便り(186)

立春をすぎ、光の春とはいえまだ気温は寒い日が続く毎日です。今週は明後日の40周年記念パーティを前に、10名以上の参加となり盛会となりました。 『禅と対話する』の「禅の位置づけ」「道元禅の特質」の章の輪読です。「禅の位置づけ」では五家七宗の説明が…

静けさ「禅と茶の集い」便り(172)

いよいよ禅マインドビギナーズマインドも巻末に近づいてきました。 今週は第32章「静けさ」を皆で読み合わせしました。 遅れて参加した私は皆さんの感想が始まっておりましたが、会場に向かうバスの 中で読んできましたのでなんとか皆さんの話についていくこ…

東祥寺 宇野和尚さんの法話

本日(9/16土)は地元で開催された終活セミナーで印西市にある東祥寺(曹洞宗)の宇野和尚さんの法話をうかがってきました。 テーマは「命とこころの話」 まずは時節柄、彼岸の説明から入りましたが、途中で今回のテーマ説明です。 「人は死んだらどこに行く…

100分de名著「正法眼蔵」 「禅と茶の集い」だより(135)

今日(11日)は、7時からの坐禅で始まりました。 ここのところ急に寒くなったせいか風邪で欠席の連絡もありましたが、10人ほどで坐りました。 個人的には、出かける前に家で一柱香(45分)坐っていたので、まだその三昧力の余韻がある程度残っていたせ…

ビギナーズ・マインドが大切 「禅と茶の集い」だより(102)

今日(2月19日)の禅と茶の集いは、6時から始まりました。 最初は読書会です。 先週から、禅マインド ビギナーズ・マインドを読み始めました。 今日は、「はじめに」を読みました。 鈴木俊隆老師に対して、弟子の人たちがいかに大きな尊敬と信頼を置いて…

虚空 「禅と茶の集い」だより(99)

今日2016年1月29日は第5週で、6時からの読書会で始まりました。 川端康成の美しい日本の私を読んできましたが、今日で最後となりました。 「明恵伝」から引用しています。 (前略) 紅虹たなびけば虚空色どれるに似たり。白日かがやけば虚空明かなるに似たり…

美しい日本の私 「禅と茶の集い」だより(89)

今日(2015年10月30日)は第5週なので6時から読書会でスタートしました。 今日から「美しい日本の私」を読み始めました。 これは、川端康成が1968年にノーベル文学賞を受賞したときの記念講演の全文です。 この講演録に私が出会ったのは、千葉市美術館で日本…