禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

100分de名著「正法眼蔵」 「禅と茶の集い」だより(135)

今日(11日)は、7時からの坐禅で始まりました。
 
ここのところ急に寒くなったせいか風邪で欠席の連絡もありましたが、10人ほどで坐りました。
 
個人的には、出かける前に家で一柱香(45分)坐っていたので、まだその三昧力の余韻がある程度残っていたせいもあり、最初からなかなかいい坐禅が組めました。
 
三昧の力をキープするということは経験するうちに段々わかってきます。
これが道場で集中的に坐ると、作務の時間も含めてかなり継続してできるようになります。
こうなるともう坐禅は楽しいものになります。
 
今日は8時で会を切り上げ、懇親会となりました。
参加者が数人だったこともありかなりじっくりいろいろな話ができました。
 
なかなか博識な人もいて、そこにいるだけで楽しいです。
もちろんお酒が飲めて楽しいということもあります。
確か最後は人類の将来について語り合っていたような気がします。
 
話は変わって、NHKのEテレで100」分de名著という番組がありますが、11月は正法眼蔵が取り上げられています。
 
別にNHK回し者ではありませんが、自分の本棚を見るとこの番組のテキストが何冊もあります。
仏教やお茶の関係の番組もかなりありそのたびに楽しませてもらっています。
 
正法眼蔵道元禅師の著書として有名ですが、なかなか自分から進んで読む機会はないので、このような番組をきっかけに触れてみるのがいいかもしれません。
 
番組だけでは、内容に深く触れることはできないのでテキストを読むのがおすすめです。
 
ということで、私もさっそくテキストを買ってきました。
 
第1回のテーマは、「身心脱落」とは何かです。
 
いきなりこんなこと言われても、何のことを言っているのだろうというのが素直な感想かもしれませんが、道元禅師の生い立ちなどから簡潔に書いてあるので興味深く読めます。
 
番組は、毎週月曜日の午後10時25分からで、再放送もあります。
 
禅と茶の集いの輪読で読んでみてもいいのかと思いました。
 
 
来週(18日)は、午後6時から読書会。
まだ当分は、「禅マインド・ビギナーズマインド」を読みます。6時半からお茶の時間で、坐禅は7時45分ころから始まります。
途中からの参加もできます。
 
お待ちしています。 義存