禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

静けさ「禅と茶の集い」便り(172)

いよいよ禅マインドビギナーズマインドも巻末に近づいてきました。
今週は第32章「静けさ」を皆で読み合わせしました。
遅れて参加した私は皆さんの感想が始まっておりましたが、会場に向かうバスの
中で読んできましたのでなんとか皆さんの話についていくことができました。
文中に道元禅師の言葉として紹介されている「悟りを得る前に、すでに悟りを得
ていなければならない」という文言の意味はもちろんのこと、その出典について
も興味が集まりました。
残念ながら今回の参加者では出典までは探りきれなかったので、このブログをご
覧の方でご存知のかたいらしたら末尾のメアドにでもお教えいただければ幸甚で
す。

さて頭を使ったあとはおいしいお茶です。今回は3人限定でお濃茶もふるまわれ
ました。まだ参加したばかりの会員の方は濃茶を紅茶と勘違いされたとか、初め
ての濃茶のお味はいかがでしたでしょう?
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お菓子はウサギのおまんじゅう、そして会員お方が持参してくださったススキと
紫式部ホトトギスの秋のお花もみごとでした。
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呈茶のあとはしっかりと1柱香坐ります。
途中から駆けつけてくださった林さんに助警をお願いして、姿勢もみていただき
正しい坐相で、より集中した坐禅ができたと思います。
次週も6時から輪読会、抹茶をいただきながらの懇親、そして坐禅の2時間半コー
スです。途中からのご参加も歓迎ですのでご遠慮なくご参集ください。(Y)