禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

白山道場ツアー Part3?

個人的には10回以上参加させていただいている白山道場の坐禅の集いですが、この頃は初参加の方をご案内する機会も増えております。
先月は大学生の娘と一緒にいきましたし、禅茶メンバーに限っただけでも3回目だと思います。
 

今回は白山初参加となる禅茶メンバー2名の方と千葉駅で待ち合わせました。

最近は快速電車でもすっかり珍しくなったBOXシートでわいわいお話しながら東京に向けて出発です。

 
錦糸町駅乗換、水道橋駅到着して、改札から足早にバス停に向かいます。
ちょうどバスが停車しており3人で乗り込みました。
ツアーコンダクター役としてはいい滑り出しだと思っていました。

 

が、、、油断大敵、そこに1本の電話がかかってきました。
嬉しい悲鳴ですが、ドタンバ参加者が水道橋駅でまっていると連絡ありました。

というわけで一時は二グループに分かれての行動となりました。
先行組は途中で案内役が抜けてさぞや心細いと思いきや、さすが禅者、冷静に交番で道を聞きながら自力で道場に到着してくださっておりました。
遅れた二人も早足で追いかけて道場の玄関に入ったところで4人一緒に白山道場に合流となりました。

 
お三方ともほぼ初めての寺院での坐禅とお聞きしてましたので、白山道場の作法レクチャーを受けていただき20分の坐禅を3セット、その後に横田老師の碧巌録の提唱、をお聴きいただきました。
本日は梅雨時期のせいかいつもよりも空席が目立ったので提唱もゆったりと聞くことができました。
 
坐禅の集い終了は11時半過ぎなので、帰りは徒歩で水道橋まで向かいましす。
午後から仕事の予定があるOさんを除く3人でファミレスでランチしながら初参加の感想を交えていろんなトークをしました。

 

「横田老師がお若いのに驚かされた」「人数が多いのに驚いた」「2階のクーラーがききすぎて寒かった」「提唱のテキストがまるで漢文でびっくり」「学生時代にもう少し漢文勉強しとけば良かった」「警策がすごく優しくい打ち方で、たくさんの人が受けていた」などなど、ランチをいただきながら話が弾みます。
 
自分の興味を持つことに、他の人も興味を持っていただけることがただただ嬉しく思い、ハートフルな日曜日、各駅停車でゆったりと帰宅しました。
 
白山道場の坐禅の集いは8月はお休みですが、それ以外の月は毎月1回、土曜の8時半~11時半に開催されており、一般公開されてます。
東京の街中にあるほんと小さなお寺で、入口なんか通り越してしまいそうなくらいなのですが横田管長が大学生時代、先代の小池心叟老師のもとで出家得度なされたご縁が深いお寺のため、円覚寺と兼住されている唯一のお寺で超多忙の中、月一回鎌倉より上京いただけるのです。
この座禅会を知った時は、まるで横田管長が私のために東京まで出向いてくださっているかのように思ったほどです。
 
参加費も学生の方は無料、社会人の方は300円と非常に良心的です。
ご興味のある方はどうぞ参加してみてください。(Ym)

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