禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

第86回 円覚寺夏期講座 6/3~5 開催です‼

龍雲院 白山道場の坐禅会はまだ開催できずに2年が過ぎようとしております。

そうした中,季節ごとに「円覚」の小冊子を郵送いただき春彼岸号を拝読しました。

 

冒頭の横田管長のお話は「禅宗と『観音経』」について非常にわかりやすく深いお説法があり,混線していた知識や気持ちが整理できた思いでした。

 

そして後編のページには3日間に短縮された第86回の今年度夏期講座の日程表が掲載されておりました。

 

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本年もオンライン聴講が主体となるようです。

佐々木先生や本川先生のご講義も気になりますがなんといっても「信心銘」です。

昨年までの横田老師ご提唱は無門関でしたが昨年最終日に第四十八則:乾峰一路のご提唱も円了されておりましたので,今年から何が始まるのか興味津々でした。

 

信心銘は禅宗初祖の達磨大師から数えて三祖となる鑑智僧璨(そうさん)禅師の著作で特に冒頭の「至道無難、唯嫌揀択」が有名です。

 

下記の妙心寺PODCASTには山田無文老師のお声も公開されているのでご興味のある方はぜひお聞きください。

昭和38年に居士(僧侶でない一般人で禅修行をしている人)摂心でのご提唱で貴重な録音です。

 

 

無文老師の「しいどうはかたきことなし ただけんじゃくをきろう」というお声にも魅了されましたが,横田老師のご提唱も楽しみでなりません。 (Ym)