禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

坐禅をして分かったこと 「禅と茶の集い」だより(119)

梅雨に入ってもこのところ雨が降らず暑い日が続いていました。
それでも今日は少し日差しが弱く風も吹いていたので、夕方からずっと気になっていた庭の木の剪定をしました。
 
庭と家の前の道路を掃いているといつの間にかあたりがうす暗くなってきています。
ふと時計を見ると午後7時近く。
時間を一時間感違いしていました。
 
あわてて道具を片付けてコミュニティセンターへ向かいました。
 
コミュニティセンターの和室に着くと、2回目の坐禅が始まるところでした。
庭仕事で体を動かした後だったので気持ちよく坐れました。
 
さて、今日は坐禅の後は暑気払いです。
ここ2・3か月の間に会員になった人も含めての楽しい会になりました。
 
初めて話をする人同士も話が弾み、実家が近くて出身高校が同じだということがわかり、昔話に花が咲いていたようです。
 
体験教室などを通して、坐禅をしてみた感想も聞きました。
一番おもしろかった感想は、「坐禅をしてみて、自分の体が硬いということが分かった」というものでした。
明確な感想ですね。
 
坐禅を体験してみても、禅の本質的なところに思いを馳せる人は、まずいません。
何らかの興味を持って少しでも続けてみたら、何かあるんじゃないかなあと思った人が続けられます。
 
坐禅は人に頼まれてできるものではありません。
最初のきっかけはどんなものでもいいのです。
まずは少し体験を続けてみることが大切だと思います。
 
体験教室に参加してずっと続けてこられている方に失礼ながら年齢をお伺いすると80歳ということでした。
 
この年になって初めて関心を持った。
懇親会に来てますます安心して坐禅を続けたくなったとおっしゃっていました。
 
会には、30年、40年と坐禅を続けている人もいますが、このような言葉には励まされます。
 
やってみようという気さえあれば、年齢には関係なく始められるという好例だと思います。
 
来週は、午後6時からです。
 
読書会の後、お茶は6時半くらいから、坐禅は7時半始まります。
 
途中からの参加もできます。
 
お待ちしています。
 
 義存
  
「禅と茶の集い」について詳しくは、コチラ
問い合わせ先s.s.gison@nifty.com