禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

心の雑草 「禅と茶の集い」だより(118)

先週で禅体験教室が終わり今日からはいつもの例会です。
 
まずは読書会から。「禅マインド ビギナーズマインド」の続きです。
 
今日は、「心の雑草」というところを読みました。
題名を見たときに、心には雑草が生えてくるので、坐禅と数息観によりそれを取り除くというような話になるのではないかと思いました。
自分のレベルではこの程度です。
 
実際に本の扉を開けてみると、
 
 心の雑草には感謝すべきです。やがては、あなたの修行を豊かにするものだからです。
 
やられたなあ、と思いました。本文にはこのようにあります。
 
 (前略)
 坐っている時に、心の波を感じても、そうした波自身があなた方を助けるのです。心の波を気にかける必要はありません。むしろ心の雑草には感謝すべきです。やがては、あなたの修行を豊かにするものだからです。もし、心の雑草が栄養に変化する経験をしたならば、あなたの修行は目覚ましい進歩を遂げたことになります。
 
自分としては、ここまで実感できるような修行はしていないのではないかと思います。
 
まあ、今まで人生を生きてきて、いろいろな困難にもめぐりあいましたが、そういう時こそが自分を精神的に成長させてくれたという気はしますが、それとこれとはちょっと違うかもしれません。
 
それではどうすればよいのか、本文はこう締めくくられています。
 
 修行のやり方は、ひたすら正しい姿勢で、そして偉大な、純粋な努力で呼吸に意識を集中するのです。
 
次はお茶の時間ですが、今日はそれぞれの好みで冷たい冷たいお茶と暖かい紅茶を飲みながら楽しく懇談しました。
 
ここのところ新しい会員も増えいつも十人以上で坐禅しています、
 
来週は、午後7時から30分の坐禅を2回して、そのあとは暑気払いに行く予定です。
 
暑気払いだけの参加も歓迎します。
 
義存
 
「禅と茶の集い」について詳しくは、コチラ
問い合わせ先s.s.gison@nifty.com