禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

一途な道 「禅と茶の集い」だより(128)

ここのところ太陽が出ない日が続いてますね。
からったした空気が味わいたいです。
 
今日(16日)は、6時からの読書会から始まりました。
「禅マインド ビギナーズマインド」の続きです。今日からは第2部、「正しい態度」というところを読みます。
そして今日のテーマは「一途な道」です。
 
坐禅の修行へのあるべき態度がわかりやすく書かれています。
 
 自分自身の本当の姿というものを表したければ、自然で適切な表しかたがあります。坐るときあるいは立ち上がるときに、身体を左右に揺するのも、自分自身を表しているのです。それは修行のための準備や、坐禅の前後に身体を緩めてリラックスする、ということではありません。それ自身が修行のです。なにかを準備する、という気持ちで行うべきではありません。それは日常生活すべてにいえるのです。
(中略)
 それは自分の真剣さの表れであり、修行の一部です。坐禅で坐ることは、もちろん大事なことであり、必要なことです。しかし、坐ることだけが修行なのではありません。何事を行うときも、同じ、深い働きでなければなりません。自分が、今、行っていることに感謝すべきなのです。今、行っていること、それはほかのことに対する準備ではありません。
 

次はお茶の時間です。
今日は森本さんのお点前でした。
今日のお菓子は栗の渋皮煮。
道場で採れた栗を使って抱石庵老居士が作ったものです。
これは絶品でした。
皮を残したまま栗の形を崩さずに外の皮をむくというのはなかなか大変なことのようです。

イメージ 1
 
おいしいお茶とお菓子をいただいた後は、一柱香の坐禅をしました。
 
 
来週23日は、7時から一炷香(45分)の坐禅をして、そのあとは太田先生による禅ワークショップです。
 
お待ちしています。
 
 義存
 
  
「禅と茶の集い」について詳しくは、コチラ
「禅と茶の集い」のブログは、blogs.yahoo.co.jp/zenntocha
問い合わせ先s.s.gison@nifty.com
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ
にほんブログ村