禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

無常ということ 禅と茶の集いだより(154)

先週は房総道場の摂心会だったためお休みだった禅と茶の集いでしたが、昨日は新しい見学の方も見えての輪読会から始まりました。
禅マインドの第25章「無常ということ」です。
たった4ページなんですが難しいテーマで「ブッダの基本的な教えはものごとは移ろうということ、変化ということです」という一文から始まります。
途中には「悪は善であり、善は悪であり、善悪は同じ一枚のコインの裏表」という表現で平易な言葉を使っていますがしっかりと理解するのは難しく何人もの方々の感想など聞きながら読み進めました。

本日のお点前は裏千家の栗田さんが亭主となりお茶をいただきました。
お菓子は桜の季節に合わせて道明寺でお茶の苦みとぴったりです。
また今回の茶道具のひとつ、蓋置(柄杓を置く台)は栗田さんお手製だそうで、しかも作ったというより、作務中に偶然できた竹の切り端をそのまま利用したものだそうです。
茶道師範の佐藤妙珠先生にお見せしたところ「さすが茶人ですね」とお褒めいただいたと照れながらお話し下さいました。
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お茶のあとは8名でしっかりと一柱香坐りました。
次週4/29は第4週なので太田先生のワークショップです。
7時から開始ですし、遅れて参加も大丈夫です。
ご興味のある方はどなたも歓迎ですのでいらしてください。(Y)