禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」便り(294)

10月9日、本日の参加者は3人です。

第2金曜日は7時から一炷香坐ります。

コロナ渦で、しかも台風が近づく雨の中、一炷香坐るためにやって来ました。

広い空間を3人で、ゆったりと坐りました。

 

日頃、太田先生が繰り返しおっしゃっている、吸気は鼻腔(内迎香)に、 呼気は赤丸に繋意して、坐りました。

6階のフロアは、他の利用者もなく静かに過ごせました。

今回の輪読のテキスト「ブッダが教える愉快な生き方」を提案したのは 先週読んだ部分が一番共感し、納得したところです。

それは「坐禅=歯を食いしばって頑張るもの」ではなく「修行は愉しいもの」 「ブッダはいつも微笑んでいたはず、しかめ面をした人の周りに、人は集まって来ません」と言うティク・ナット・ハン師の言葉を読んで、腑に落ちました。

それは、私の知っている限り、仏像の坐像は皆、微笑んでいる、穏やかな ご尊顔だからです。

今、坐わる時は、愉しく坐ることを目指しています。

 

来週は、6時から輪読、坐禅(一炷香)です。 ご都合が宜しければ、ご参加ください。(It)