禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

坐骨体操 「禅と茶の集い」だより(145)

このところ、小雪がぱらついたり天候が芳しくありませんが、この寒さの中、今夜(10日)は9名の参加者がありました。
 
『禅と茶の集い』の第2週金曜は、午後7時からの静坐(座禅・坐禅)で2炷香(45分を2回)坐るのが例会の内容となっております。
 
さて今回は、2炷香の間の15分間を利用して、Yさん(理学療法士)の指導による「座骨(坐骨)体操」が行われました。
このY流の体操は、今回、初公開ということです。
背筋を真っ直ぐに伸ばして坐るには、丁度良い体操のように思われます。
 
さて、その「坐骨体操」の方法を簡単にご紹介致しましょう。
 
まず、真っ向法で良くやる方法に似ています。
脚を伸ばして座っての前屈伸や、両脚の裏を合わせての前屈伸などは、まさに真っ向法です。
しかし、特徴的なのが、左右の坐骨を意識した体操なのです。
 
その概要は、左側に重心を移して、左側の坐骨に体重を乗せた状態で左右に体を揺する方法、その方法として左指で左足親指を掴み、右指で右足親指を掴んで弓を引く動作や両手で脚を赤ちゃんを抱っこするような動作などがあります。
これはまたユニークな動作と言わざるを得ません。
これを左右交互に坐骨を意識して行うのです。
 
詳しくは、Yさんに教わって頂きたい。 
 
ちょうど15分間の「坐骨体操」で、後半の一炷香は、心なしか背筋の伸びた気持ちの良い坐禅になったかなと、思われました。
 
「坐骨体操」については、文章で分かって頂くには、ちょっと限界があるので、ここは、金曜日、千葉市中央コミュニティセンター、5階へと脚を運んで頂く他はありません。
お待ちしております!
 
なお、次週(17日)は、第3週で、午後6時から「禅マインド。ビギナーマインド」の読書会があります。
その後呈茶、そして静坐となっております。
 
今回の話題は以上です、宜しくお願い致します。
 
実性