禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」便り(297)

今週は通常通り,ブッダが教える愉快な生き方の第3章 頑張らない坐禅の「すること」から「あること」へ を読み進めていきました。

 

私は仕事の関係で少し遅れての参加でして,会場につくとすでに5名で輪読会が始まってました。コミュニティセンターまでの道中,テキストの本日の個所を何回か読み返して到着しましたので皆さんとの会話にもついていくことができました。

 

一照さんは「何かするDoingモード」ではなく坐禅は「ただあるBeingモード」が大切と言いますが,実生活ではなかなか難しくすぐに「する事」を探してしまいますし,それが見つからないと「無為な時間」に陥りやすいのが凡夫の我々だと思いました。

 

一晩経って,今朝ひさしぶりに東光寺のオンライン坐禅会に参加しました。

横山和尚さんにある方が「お寺って何するところ?」と聞かれたそうです。

そして和尚さんは「生きることを学ぶところです」と説明されていました。

国語や算数の教科書にあたるのが「お経」であり,カラダで体験したり修得する音楽や体育が「坐禅」に近いと説明されていてなるほど面白い例えだなと感心しました。

 

学校ではなかなか「生き方」までは教えられないし,社会人になったり,年を重ねるごとに学ぶ機会も少なくなりますが「ブッダが教える愉快な生き方」を教科書に音読してみなで解釈を深めている禅と茶の集いは私的生き方学習塾とも言えるかななんて思った次第です。

 

来週は11月第1週ですので,普段通り18時からの輪読会と坐禅,翌週の11/13は奇数月の第2週なので19時スタートで坐禅&早目の忘年会,そして第3週の11/20は繰り上がりで太田先生のワークショップが18時からありますので初めての方も大歓迎,ぜひご参加ください。

なお第4週はお休みとなりますのでお間違いなく。(Ym)