今朝,余りの 蒸し暑さで午前3時過ぎに目が覚めました。
ここのところ眠れない時はりょーしょーお寺チャンネルの読経を聞きながら寝落ちするのが習い性となり,今朝もそうしようと昨夕の配信を再生し始めました(もちろん夕刻もお聞きしたのですが途中参加だったので冒頭の所を聞き逃していました)
本来ならホッとして心落ち着くのですが,冒頭のワットパクナム日本別院の話をお聞きしてばっきばきに目覚めてしまいました。
というのも,今日2022年4月10日に千葉県成田市にあるタイ仏教寺院のワックパクナム寺院でソンクラン祭りが開催されるというのです。
そしてそのお祭りに神戸の清水良将和尚さんが招待されていると知り,「なに成田で良将さんに逢える?」と頭に浮かび,目がすっかり覚めました。
もちろんタイ仏教の聖地が成田にあるとは知っており,以前から気になっていたワックパクナム寺院ですが,ソンクラン祭りの日に参詣でき,しかも良将和尚さんに再会できるかもと思い,早朝から準備しました。
昨年のソンクラン祭のブログ記事では午前早目がお勧めという記載もあり,すでに起きていることだしと6時頃に自宅(千葉市内)をバイクで出発し,7時には到着しておりました。
(ソンクラン祭会場 入口風景)
午前中くらい,ブラブラしていれば良将和尚さんにお会いできるかと思っていたら,7時過ぎだと開催関係者ばかりだったようで,入って10分で憧れの清水良将和尚さんに半年ぶりにお会いできました。
そして皆さんには申し訳ないのですが,贅沢にもワックパクナム ツアーガイドをしていただいちゃいました。
(申し訳ございません。m(_ _"m)
「一番、派手な布薩堂は早い時間だと瞑想するのにちょうどいいですよ」とお教えいただき,その足で布薩堂に行き30分の坐禅をしてきました。
(ワックパクナム 布薩堂)
仏殿を出るころにはわらわらと人が集まり始め,大方丈のようなタイ僧侶の常駐されるサーラーにまた良将和尚さんのご案内でお連れいただきガイドいただきました。
その後は,多くの露店でタイ料理を賞味させていただき,10時から始まる初タンブン備えてお供え物を喜捨して準備したり,キョロキョロしながらお坊さんの托鉢を待っております。
托鉢もビックリしました。
お坊さんが素足で歩かれているのですが,参詣している人たちも靴や靴下を脱ぎ,中にはしゃがみこんだり,膝まづいてお供え物を捧げ持っている方さえいらっしゃいました。
(左欄に写っている黒衣のお坊さんは取材中の良将和尚さんです)
大方丈に戻った後は熱心な信者信徒のみなさんが,上座にお座りになった5人のタイ僧侶の方々の読経に併せて一緒にお勤めされておりました。
(ワックパクナム日本別院 本堂)
40分ほどのお勤めの直前に妹から連絡があり,同居家族全員でコロナ感染したとのSOSが届きました。
折角千葉にいらしてお会いできた良将和尚さんとお別れするのも非常に残念ではありましたが,まぁこれも自分にとっては縁の深いタンブンだろうと受け止めることが出来,すっと立ち上がり気持よく千葉市に戻り,妹家族の買い物して届ける事できました。
改めての初テーラワーダ仏教の感想ですが,日本の寺院と比較すると,なんと明るいこと!
若いカップルや子連れの若夫婦,若者グループなど老若男女問わずにたくさんのタイ人が溢れかえっており,露店の食べ物のすべて無料(というか出店者が料理を寄進されている)
そして参加者が喜んで千円単位で喜捨されていく姿にカルチャーショックです。
善男善女の塊のような奇跡の時空間が,お釈迦様のお力により,成田の畑のど真ん中に出現したこと謹んでご報告申し上げます。(Ym)