今朝から始まりましたNHKこころの時代~宗教・人生~の新シリーズは「無宗教からの扉」というテーマで法然,親鸞,一遍に通底する歎異抄の教えを紹介するシリーズが始まりました。
主演者の仏教学者 阿満さんの思いでしょうが「日本の無宗教者」にスポットライトが当てられます。
冒頭に示されたのは最新の世論調査の結果です。
「宗教を信じていない」と答え方たが日本の3/4です。
この数字を見て,まず日本の宗教に関係する方々は襟を正して傾聴するお話だと直観しました。
先日の投稿にも書きましたが科学教なるものが20世紀から21世紀へと繋がれ,科学で証明できない世界を抱えて生きていく現代人に新しい苦悩が生まれ,その苦悩を救うのは何かと思っております。
続いての全国調査の質問は「宗教心」は大切か?というもので半数以上の57%の方だ大切だと回答されておりました。
このギャップはなんなんでしょう???
新年度のNHK心の時代では「無宗教」からご講義が始まりました。
「なんだ浄土宗・浄土真宗の話か」という気持ちではなく,なぜ明治以降の日本人が政治によって無宗教化されてきてしまったことに気づく一因としてこの番組を視聴していきたいと思います,(Ym)