禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」便り (355)

先週の土曜日(6月4日)、初めて1日だけの第43回禅体験会を開催しました。

 

今までは4日間(4回)に分けて行われていたものをたった1日(4時間)に したので、どれだけの人が参加してくれるか、どうすれば禅について理解してもらえるのか心配でした。

 

参加者は11名、聞くところによると皆さん禅については初めての方たちでした。

禅についての講義と、坐禅についての実践、そして質疑応答と感想をいただくだけで時間一杯でした。

 

もっと知りたい、物足りないと思う方には毎月4回金曜日に「禅と茶の集い」を開催しているので、是非参加してみてくださいとお勧めしました。

 

来年は、どのように開催するか決まっていませんが、今回を踏まえてより良く なるように検討したいと思います。

 

さて、本日(6月10日)の参加は6名。思い掛けなく、途中から今回の体験会に参加した方が1名来ていただいて嬉しかったです。

 

輪読会は「四法印」(一切皆苦諸行無常諸法無我涅槃寂静)と梵天勧請 についてです。 特に後者は仏教の特性(待つ宗教)を表しており、「自らの勢力を広げ、信者を増やそうという欲求を持たず、その一方で、教えに惹かれてやってくる人は、誰でも分け隔てなく受け入れる」ということで、教えが広がったというわけです。

 

来週は6時から一炷香坐って、7時から「禅と茶の集い45周年記念祝賀会」となります。是非奮ってご参加下さい。(It)