禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅修行の階梯を考える④「禅と茶の集い」便り(176)

先週は報告がなかったのですが、輪読会、お茶、坐禅の定例会が開かれました。
そして今週は第4週なので太田先生のワークショップです。

温水の入ったペットボトルを臍下丹田にあてての正眼寺の組手で温かさに繋意する調息山ガイドの一合目からの復習です。
各自、太田先生が用意して下さったペットボトルを使っての実習に入ります。
実習後は太田先生からそれぞれ感想が求められ、正しい体験につながっているか確認しながらのワークショップです。
先生はこの方法でも一柱香集中が続けば、境涯として高いものが得られると力説されるので真剣でした。

また講義の方は「禅修業の階梯」テキストの続編が配られ、印契を応用した歩行の修練の「両手で風を感じながらの歩行」から読み進めていきました。
新しいコンテンツとして「聴覚の修練」に進み、後から足された補足文が貼付されたお手製のテキストブックを繰りながら皆で拝聴しました。
しかし浅学菲才の身にとっては何度伺っても「目で聞く」は難解でなかなか歯が立ちませんでした。

そして次回の禅と茶の集いですが、早くも師走です。
12/1(金)は第一週なので18時から輪読会、お茶、そして坐禅となります。
暮れの慌ただしい時期ではありますが、坐禅とお茶の静かなひと時で心と頭のリフレッシュをしませんか?
初じめての方も大歓迎ですので気軽にお立ち寄りください。(Y)