禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

釈尊の残した仏典「禅と茶の集い」便り(184)

明日は節分ですが、今朝から雪がちらつきうっすらと雪化粧の中、2月の禅と茶の集いスタートです。
さすがに今週は出足が遅く、私も30分以上遅れての参加となりそれから輪読開始となりました。

先々週から読み始めた白田貴郎先生著「禅と対話する」の「常に還るべき世界宗教の精神」「釈尊の残した仏典」の二項を読み進めました。
天台智者大師の残された「五時八経」の五時について詳しい説明がなされていました。
ちなみに五時とは膨大な仏教の経典を5つの時代に分類する方法で1.華厳時2.阿含時3.方等時4.般若時5.法華涅槃時という事だそうです。
不勉強な私は初耳でしたが、個人的に好きな華厳経が初期の経典であることわかりました。
そう言われてみれば仏教経典の中でも、若々しいというか勢いがあるような気もしてきます。

森本さんのお点前でお抹茶頂きながらの座談会は評論家の自死から、AIの話、古い禅茶会員の消息?などなど話が弾んでいました。

座談後は雪道を心配された会長よりちょっと短めの一柱香指示があり、集中した坐禅タイム。
お土産はOさんご持参のヒイラギで明日の節分用に一枝づついただき散会しました。

来週のは偶数月第2週になりますので7時からスタートですのでお間違えなく。
久しぶりの「坐禅」オンリーしかも二柱香の予定です。
おしゃべりタイムも楽しいですが、たまにはびしっと二柱香!!
自宅ではなかなかできないことなので是非仲間と一緒にやりましょう。
初めての方も歓迎です。(Y)