禅と茶の集い

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インド巡礼14 インド大仏について一考

今日は老人ホームの往療日なので早めに朝勤行をすませ11時からベーダハウスに向かいました。

 

いつも施療が終わると仏心寺まで送っていただきますが、道すがらインド大仏が見えたのでドライバー(正確にはライダー)さんに停車して下ろしてもらいました。

 

ゲストハウスからはゆっくり歩いても10分とかからない近場なのでドライバーさんにお礼を言ったあとインド大仏を参拝致しました。

 

インド大仏は1989年に日本の大乗教と言う新宗教団体が建立したものです。

 

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日本だとそこここに大仏や巨大な観音像などたくさんあるのですがインドでは珍しいようです。

 

25メートルの大仏一つで、門前市(とは言っても屋台ですが)がつらなり、通りの名前も大仏通り(Great Buddha Statue Road)と呼ばれているそうで、ブッダガヤでも大人気の観光スポットだそうです。

 

新宗教団体のこう言う積極性は、伝統仏教団体も見習ってもいいような気がします。

 

例えばブッダガヤ郊外でバスが通れるような通り沿いに50mくらいの「インド観音」なんてどうでしょう。

 

インドでは「大きいものは偉大」と思う方が多いようなので人気出ますよ。

 

お坊さん達がやらないなら「インド観音プロジェクト」としてクラウドファンディングもいいかも。

 

実現したら建築に関わる仕事、運営に携わる仕事、そして門前屋台の仕事ができ経済も回り始めるんじゃないでしょうか。

 

日本の中では、伝統あるなんとか寺の塔や、山門など再建するのに何千万円もの浄財が集まるとお聞きしてます。

 

そんな仏教国に住む日本人、ちゃんと見聞きさえすれば実現可能だと思います。(Ym)