禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」便り(386)

本日は他所での摂心参加のため、4人の参加。

初めのパートのお茶は、師範が摂心参加でフリーな感じのお点前でした。

 

輪読はメンバーより提案のありました円覚寺横田管長のコラム。

それをきっかけに、公案、インドにおける現在の日本人仏教活動などについて自由会話。 最後に45分の座禅。

 

メンバーが少ないため助警・警策なし。

 

一般の方には、座禅のシンボルのように思われるこの(棒で叩く)警策は江戸時代から始まったので、ブッダたちはインドではやっていなかったようです。

 

座禅そのものはインドから始まり、左右膝とお尻の三点支持の座り方もインド式ですが、これは引力があるから安定します。

 

「色即是空(物質要素は無い)」では重力は物質ではないと考えられていたせいか重力有りきで三点支持が定まりましたが、無重力ではこの姿勢は安定しないでしょうね。 Kt