禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」便り(406)

1.輪読 宗教の本性(誰が私を救うのか)・・・佐々木閑

死にゆく自分を支えるのは神か,仏か,自分自身か?

※仏教は心の病院である

釈迦は「欲望こそが苦しみの原因である。

欲望にはどこまで行っても終わりがないのだから,求めれば求めるほど苦しみは増す」と考えた。

 

私は欲望があってもいい,執着しない引きずらない,湖の波がざわついてもいい,もともとの底が見える湖面に戻せばいいと思っています。

まあ釈尊の真意は,言外にあると思う。

 

修行から離れていった人の話題が出る。

 

2.喫茶 栗田さんのお点前で黒糖饅頭,花は山茶花,掛け軸は「本来無一物」

 

3.遅くなるので半炷香

・参加者:6名

・来週は三月の予定が行事と重なるため5時随坐,6時より半柱香後,懇親会となります。

会場に直接行ける人は,6時頃でもどうぞ。     登坂