禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

存在の質 「禅と茶の集い」だより(157)

第3週の禅と茶の集いは夕方6時から始まります。
日も延びてきて明るいうちの参集ですが、本日は新到1名も含めて8名の参加者でした。
いつものように「禅マインド ビギナーズ・マインド」の輪読、本日は第26章「存在の質」です。
この章は初学者の私には冒頭より難解そのものです。
「すべては広大な現象の世界の中で閃く光にすぎない」
「それぞれの存在は、存在の質 それ自体の表現なのです」
うーーーん、皆でああでもないこうでもないと意見や感想が出てきたり、絶句したり。
こんな時にGさんがいらしたら、うまく説明してくれるのにと思ってしまいました。(Gさんは昨年末より体調崩され療養中です)

輪読の後は栗田さんのお点前でお茶をいただきながらの歓談です。
本日は五月なのでお菓子はかしわ餅でした。
女性会員のOさんからはNHKこころの時代「唯識に生きる」のお話しあり、私も最近読ませていただいた横田南嶺管長著「禅の名僧に学ぶ生き方の知恵」をご紹介させていただきました。
この本には居士禅や擇木道場100周年の記述もあり皆さん興味を持っていただけたようで嬉しい限りです。

最後に大和室に移って45分の坐禅です。
本日、初参加の方は茶室で会長が個人指導され、途中からの合流でした。
始めから45分は足がつらいでしょうから、ちょうどいいかもしれません
坐禅に興味を持って来て下さった方が挫折されないように身体にも優しい導入方法も検討していきたいと常連メンバーでよく話しております。
来週は第4週なので7時から一炷香(45分)の坐禅、そのあとは太田先生の坐禅ワークショップです。
途中からの参加や見学・ひやかしも大歓迎ですので、初めての方もぜひ千葉中央コニュニティセンターにお立ち寄りください。お待ちしております。
(Y)