禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅修行の階梯を考える(7)「禅と茶の集い」便り(187)

2月最後の禅茶は太田先生のワークショップでした。

本日は「慎独の道」など調息山の復習から入り、「禅天魔について」の項を読み進めます。
これまで伝統的な禅修行階梯の問題点という核心に迫る項目で太田先生の教鞭も参加者からの質問も熱を帯びてまいります。
ちょっとだけご披露すると問題のひとつは太田先生曰く「坐禅の断の機能ばかり重視している」ところ。
先生がかねがねご提案されている三つの宝物の内ひとつに偏り過ぎているとの問題提起でありました。
 
興奮冷めやらぬ教室も中休みを入れてしっかりと一柱香、姿勢正しく坐禅を行いました。
千葉CCに来る際は春めいていた外気も、帰る頃になるとぐぅーんと冷えてジャンパーの襟を立てての帰路となりました。
 
来週はもう3月となります。
第1週になりますので6時から「禅と対話する」の輪読、呈茶、坐禅の予定です。
初めての方も大歓迎ですのでぜひご見学ご参加ください。(Y)