禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅修行の階梯を考える(29)「禅と茶の集い」便り(281)

ついにこの日が!! なんと本日より千葉中央コミュニティの和室,つまり禅と茶の集いがホームに戻ってこられました。

3月8日以来なので3か月半に渡って閉鎖されていた和室が閉鎖解除となり,やっと畳の上で座布団敷いての坐禅がみなで一緒にできました。

昨年までは当たり前と思っていたこんなことさえ有難いことなんだなぁと感慨ひとしおです。

 

和室閉鎖中は,会議室でもイス使ってもやろうと思えば坐禅はできると言ってはみたものの,古参の会員さんでも「集中できない」「時間がやたら長く感じる」「20分がやっとだね」って感想が漏れるほどやりづらく,改めて畳の上での趺坐で坐禅できる重要さが身に染みてよくわかりました。

 

今日は第4週なので太田ワークショップの週なのですが,これも3月ぶりの開講です。

まずは足慣らしにと短めの坐禅を8人の参加者で2柱香したあとで,調息山のガイドマップへの質疑応答から始まりました。

 

中休みを挟んで,禅修行階梯を考えるの続きp15~18まで読み進めていきます。

いつもながら活発な質疑応答や意見などいろんな会話が飛び交いますが,しっかりとマスクしてのワークショップとなりました。

本日のテーマとしては「正念の正しいとらえ方」,「眠気とゾーン突入の分岐点」と太田先生が提唱される「三つの宝物と舌と口の関係はなぜカタカナなのか」などなどでした。

f:id:nflight2014:20200626235907j:plain

またこの3か月間に太田先生が書き溜めた第2部のテキストも配られましたが,まだ第1部がp18までしか読み進めておりませんのでp30~60まで続く第2部はいつになったら始まるのか予想だにつきません。

 

ちなみにですがこの禅修行の階梯を考えるシリーズが始まったのは2017年の8月でしたので,3年かかって18ページと言う,いやはやもはや呆然とするしかございません。

失礼は承知で「太田先生,このシリーズは全体として第何部まで続くご予定でしょうか?」と尋ねたところ涼しいお顔で「まぁ最低でも6部まではかかるね」とのこと。

 

1部30ページとして,6部で180ページ。 そして今日まで3年かかって18頁ということで試算しますと,あと30年かかる計算です。

太田先生,もっとスピーディに講義してくださいとは言いませんが,くれぐれもお体お大事に長生きしてくださいませ。

 

来週ははや7月,第1週ですが呈茶はなしで,輪読会と坐禅一柱香の予定です。

今年は残念なことに禅体験教室が開催できなかったので新入会員は少ないと思われます。 このブログを見て坐禅に興味持ったというかたいらしたらぜひご参加ください。新しい参加者大歓迎ですのでキリンの首でお待ちしております。(Ym)