昨日(2014年3月28日)、『禅と茶の集い』に参加するために本当に久しぶりに、
千葉中央コミュニティセンターに行きました。
中央コミュニティセンターに行くのは、本当に久しぶりです。
もうあたりは暗くなっていたが、千葉都市モノレールに乗ったので楽ちんでした。
さて、暗いコミュニティセンターを、エレベータで6階に上がると、冷たい廊下には、左右に部屋がならんでいる。
ここで良かったのかと心配しながら歩くと、『禅と茶の集い』と掲示されたドアを発見しました。
物音ひとつなく、静だったのですが、靴がいくつも並んでいました。
中に入っていくと、線香の香がします。
7時を過ぎていたので、もう、静坐(坐禅・座禅)が始まっていることがわかりました。
コミュニティーセンターには、30数年前に学生だったときに、合唱の練習に通ったことを思い出します。
演奏するために合唱団員を募集したのに応募しました。
その頃は、まだモノレールはありませんでしたので、千葉駅から歩きました。
(開業は1979年です)
最後に行ったのは、30年ぐらい前に手話関係の行事に参加したときだったと思います。モノレールは開業していましたが、車を運転するようになっていましたので、
市役所の駐車場に止めたと思います。
初めて行ったのも、学生時代。
千葉大禅の会の顧問の先生でしたので。
演題が何だったのか、どのように行ったのかは全く覚えていません。
ただ他の人に、ついていっただけだったからだと思います。
千葉市の市民講座か何かの講座も兼ねていたようでした。
和室だったと思います。
黒板に大きく『道』と書き、「『路』はたくさんあるが『道』は一つ」というようなお話をされたという印象が残っています。
6階の和室は、入り口がワンルームマンションのドアと同じだったので、狭そうな印象でしたが、入ってみると広く、すでに10人ぐらい坐って(座禅して)いました。
入り口に座布団が置いてなかったので、そのまま入っていくと、
聖侍(*1)の女性の方が、押し入れから座布団を出してくださいました。
予定以上の人数なのかと思いました。
私も、直前に参加できることになり、連絡していませんでしたので、申し訳ありません。
その後も入ってきた方が何人かいましたので、自分だけが原因というわけではないことがわかりほっとしました。(これは雑念!!)
非常に体が大きい方が入ってきてうまく坐れない様子だったので、助警の義存さんに、私が見ましょうかと仕草で合図をすると、縦にうなずきました。
この方は、足は長く両膝とも座布団からはみ出し、足は太く半跏趺坐(片足を上げるの)も難しい感じでした。
先ず、尻の下の座布団を高くして、両膝にも体重が乗り、腰が入るようにして、肩を引くようにすることで、肩の上に耳がのるようにあごを引くように(背骨のS字ができる様に)しました。
手が浮いているので、足に乗せ(安んじ)、手の形(法界印定)を作りました。
最後に、頭が下に傾くので、顔を真正面に向けたまま、視線だけ畳1mの所に落とすようにしました。
後で聞くと、2回目とのことなので、なおさら丁寧に見られてよかったと思いました。
(まだまだ指導力が足りないと思っています。)
私は坐相を正す指導を厳しいとは思っていません。
私は坐相を正されることはありがたいことで、これこそ親切だと思っています。
それは、坐相を乱して泥沼の様になった経験があるからです。
坐相のゆがみは、本人自身では絶対に気が付きません。
できれば自分の坐相を丁寧にチェックして欲しいと思ってるぐらいですから。
後半は、太田(深達)先生のワークショップでした。
ただ、話を聞いて終わりではなく、実際に体を動かしたりして体験(体感)してみるのが特徴のようです。
この日は、坐禅(座禅)の姿勢や呼吸についてでした。
ツボや内言語との関係で説明し、実習しました。
いずれの内容も自分が感じていること同じでしたが、こういう説明の仕方もある(そういう関係もある)ということがわかりました。
実際のツボの位置を押さえて、痛いのを確認したりもしました。
先生は見て回り、分からない人には、先生が直接押して確認していました。
女性もいましたが、医師の資格をもっているからできることだと思いました。
終わってから、食事をしながら太田先生に聞くと、このワークショップは続けられる限り、毎月続けたいと話していました。皆さんも是非どうぞ。
終わってから、食事をしながら太田先生に聞くと、このワークショップは続けられる限り、毎月続けたいと話していました。皆さんも是非どうぞ。
ところで、私は、最近、坐相と首の骨や腰の骨のゆがみとの関係を気にし始めています。
実際に矯正してみて、坐相が正せるか、その結果、坐禅の効果があがるか、確かめられるなら、やってみたいとも思っていますが、医師等の資格がないので、他人で確かめることができません。
そういう資格をお持ちの方に、是非研究してほしいと願っています。
合掌
惟然 拝
(*1)正面の反対側に坐り、静坐中の出入りの許可をする役位。
(*1)正面の反対側に坐り、静坐中の出入りの許可をする役位。