記録者・栗田
1.はじめに
「新年明けましておめでとうございます!」
禅と茶の集いは、今年、早々に先週「新年懇親会」を開催したところであります。
どうも、新年早々かなり、は目を外し、大いに宴は、盛り上がったようです。
私は、残念ながら、第2週の金曜日は、夜学があり、学生と最後の授業に、格闘しておりました。
一年は、とても速いと感じるのは、年のせいでしょうか。今年は、亥年で干支では最後の年です。
と言うわけで、今年もなんとなく気ぜわしい年が始まったような気が致します。
2.読書の時間
前回に引き続いて「ブッダは、なぜ子を捨てたか」の輪読を行いました。
今日も、「家出」というところが主要な内容となっております。
そんな読書の時間ではあったが、いやはや、その時間帯に、一人の男性が入ってきた。
その男性は、私を見るなり、ぺこりと、頭を下げた。私は、「えっつ!」誰?知っている顔だが、誰?
ぐっと考えてみた。その時、ふっと、I氏という名が浮かんだ。「わかった!」
なんと30年ぶりである。あの学生のころの彼の顔が浮かんだのである。
そして、それから彼を紹介するように、立て続けに、その30年前の、様子を堰を切ったように、私は、懐かしさのあまり語っていたのである。
話の途中、「栗田さん、お茶の時間!」と言う事で、私は、お点前いの準備に入った。
3.初釜
今日は、禅と茶の集いにとっては、「初釜」となる。鳩居堂のお香をたき、茶がけは、「夢」を掛け、皆さんの亥年の夢を語ってもらうことにした。そして、お菓子は「花びら餅」である。これは、裏千家の初釜の時には、私はいつもいただいていたが、白みその餡に、甘く煮た牛蒡(ゴボウ)をお餅でくるんだものです。なぜ牛蒡かと言うと、良くは分からないのですが、お祝いのお雑煮に見たてたものであると言われております。
茶花は、香り豊かな「スイセン」と「赤い椿」で色を添えてあります。
さて、今日は、参加者の皆さんから一言づつ、今年の「夢」について話してもらいました。
皆さん、それぞれ健康に留意し、良く坐って行くんだとの意気込みを語っておられました。
私は、今年は、「フルマラソン百回完走年」を位置つけております。この1月の館山若潮マラソンが95回目となります。まずは、私にとっては、「酒は鬼門」でこれをクリアーしつつ、健康に留意し手頑張っていければと思っております。
4.おわりに
本日は、30年ぶりの彼を含めて総勢10名でした。
来週は、第4週です、恒例である太田先生のワークショップがあります。
楽しみにご参集ください。お待ち申しております。 以上