禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

宝樹院だより(13)広島原爆被災に黙とう

今日は8月6日 

78年前,第二次世界大戦終末期に広島に原爆投下されました。

 

世界で初となる都市への原爆投下,一瞬にして10万人を超す日本人が亡くなりました。

その後も35万人と言われる被災者たちは放射線による後遺症に悩まされ続け,そして多くの方は亡くなってゆきました。

 

宝樹院では今朝8:15の投下時刻に合わせ平和を祈る黙とうを坐禅会中に行いました。

誰もが平和の有難みをかみしめながらの黙とうだったと思います。

夏休みのため小学生2人の参加もありましたが,彼らの未来のためにも大人たちの責任は重大でしょう。

 

宝樹院では,広島・長崎の原爆投下の日と東日本大震災の日には黙とうをされています。

 

私は午前中に仕事があったため茶礼はご遠慮しましたが,宝樹院饅頭と横田老師の団扇のお土産をいただきちょっとだけでも宝樹院坐禅会にでてやはり良かったと思いました。