禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅茶研修会in袖ヶ浦2023のご報告

太田先生と私の念願であった禅茶研修会が大野ご夫妻の全面バックアップを得て昨日(2023.12.02)ついに実現しました。パチパチパチ!👏

 

8時に千葉駅集合で3台の自家用車に分乗し,袖ヶ浦の大野別邸に向かいました。

9時過ぎには到着,全員お屋敷にあがって坐禅で開始です。

 

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続いて屋外での太田ワークショップ。

歩行による修練を木漏れ日の中,実習しました。

 

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11時頃に太田先生の発案でたき火と焼き芋作成の作務も行われました。

私自身も何十年ぶりかでたき火をしましたがなんだかワクワクしますね。

 

最近はキャンプ場でさえ焚き火台?なるものを使いこ洒落たミニキャンプファイアーのようなたき火が多い中,禅茶ではもちろん地面の上そのままです。

やはり「焚火」は地べたでやってこそだと個人的に思いました。

 

木枝や落ち葉の炎が落ち着いてくるとサツマイモを投入。

こちらも美味しくいただきました。

 

そして昼食!

お待ちかねのお料理は大野奥様お手製の数々。

禅寺の精進料理をもしのぐクオリティで味も抜群!

みなで顔をほころばせながらいただきました。

(椀物のエビ真薯は撮影し忘れで写真にはのっておりません)

 

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小休憩のあとに立礼によるお茶会。

各メンバーに合せたお茶碗をご用意いただくというまさしく「お・も・て・な・し」の心でご接待いただき,お道具のおはなしなども大いに盛り上がりました。

 

掛け軸は「遊化」

 

正確な意味は薄学のため存じ上げませんが,真剣に坐禅や茶道をしながらも会員全員が楽しく愉快でこだわりのない禅茶研修会のまさしく趣旨と言うべきお軸でした。

 

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帰りは千葉駅直帰組とドイツ村プチ観光組の2グループにわかれました。

私はもちろん残留組でドイツ村初体験のお三方をご案内させていただきました。

 

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私自身は子供連れで何回かきたことありましたが,大野さんのお勧めに従ったら1時間ほどで夕暮れのお花畑とイルミネーションというタイパ良く観光できました。

(※タイパ:タイムパフォーマンス)

 

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最後に観覧車にのるとLEDライトアップの奥に富士山がくっきりと見えます。

そう今日は禅茶メンバーの日ごろの行いからか快晴で空気も澄み肉眼ではもっとはっきり富士山が拝めました。

 

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企画した私が言うのもなんですですが,思い描いていた成功パターンの200%の出来で本当に素晴らしい第一回目も禅茶研修会となりました。

 

ひとえに大野さんご夫妻のお陰と心より感謝申しあげます。(山下)