禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

調息山一合目 呼気は数息、吸気は随息

  ○両手を両股に置く。触れられた股の温かさに繋意
  ○⑧に示した組手。手の温かさに繋意
  ○⑧に示した組手。「気海(臍下丹田)」の温かさに繋意

*呼気の時は、言葉(ヒトーツゥー、フターツゥー・・・)と呼気と身体の感覚とが、一体になることが重要です。吸気の時は、吸気と身体の感覚とが、一体になることが重要です。

*数えるのは、ヒトーツゥー、フターツゥー・・・トーオゥー方式がお勧めです。トーオゥーから又ヒトーツゥー、フターツゥー・・・に戻ります。但し声はだしません。

*Uー、Muー、Nnー等の言葉は吐いていくと、自然と気海(臍下丹田)に意識が下がって行きます。    

*数えるという極めて単純な連想活動を利用して、複雑な連想活動を抑えるというのが、数息の狙いです。但し数えるということだけでは、数が頭の中で空回りしたり、数えながら他の事を考えたりします。そこで②でのべたように、体性感覚を利用するのがコツです。となれば体性感覚の持っている力を十分に発揮させるために、出来るだけ身体の感覚に沿う(身体の感覚と一体に成り易い)言葉を利用するほうがよいということになります。