禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

「禅と茶の集い」だより(3) 第2・第4金曜日は2柱香坐る日

今日2013年11月8日(金)は、第2週なので午後7時からコミュニティセンターの6階和室で例会が開催されました。
参加者は5名でした。
初孫の誕生というおめでたい理由で来られなかった方もいるので、まあ仕方がないですね。
義存
 
今日は、2炷香(45分の静座を2回)続けて坐る日です。
以前は、毎週読書会、お茶,坐禅(座禅)の日程だったのですが、お茶係の負担が大変なことと、じっくり坐る時間がもっと欲しかったということで今の日程になりました。
 
初心者の人には、2炷香坐るのは大変なことだということは十分わかっています。
ただし少し慣れてくると、1炷香でおしまいにするのと2炷香坐るのとでは、全然坐禅の味わいが違うのが分かってきます。
 
自分の素直な感想を言いますと、2炷香坐ったときは、「1炷香目というのは準備体操みたいなもんだったんだ」という感じです。
これは、私が1炷香目から三昧になりきれていないことの裏返しでもあるのですが(笑)。
3炷香坐れば、また、違った感覚になるでしょう。
 
ある先輩が、足の痛みに敢えて挑戦し、足を縛って5炷香ぶっ続けで坐ったという話を聞いたことがありますが、誰かやってみますか? 
その後は足の痛みを感じなくなったそうですよ。
 
コミュニティセンターでは、そこまでの坐禅を求めることはありませんので、ご安心ください。
 
2炷香坐る日でも、1炷香だけで帰るとか、2炷香目に来るとか、それはご自分の体調や日程に合わせて来ていただいて結構です。
 
 
ネルケ無方さんの本(迷える者の禅修行)を読むと、月に一度の接心(*)のときは、
5日間、一日に50分の坐禅を14炷香するそうですが、これを経験するとどんなことになるのでしょうか?
 
さて、来週は6時から5階和室で例会です。
どうぞおいでください。
 
義存 合掌 
(*摂心が「接心」となっているのは、ネルケさんの本の表記を使いました。)