禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

禅と茶の集い便り (35) 最高の贅沢

今日(2014年8月15日)は、お盆休みということもあり、コミュニティセンターはガラガラでした。
センターの中のプールに来ている人をちらほら見かけたくらいで、受付簿にも記録はほとんどありませんでした。
 
明日からは、房総坐禅道場で摂心(禅の合宿)が始まるので、何人かは、道場で準備をしていました。
 
道場では、今日の禅と茶の集いは、部屋は取ってあるけどあまり人は来ないのではないかという話になりましたが、私は体験セミナーから欠かさずに来てくれているNさんは多分来るだろうと思い、早めにコミュニティセンターに着きました。
 
やはりNさんはお見えになっていました。
その後もポツリポツリと人が増えていき最後は6人になりました。
 
お茶はできなかったのですが、しっかり2炷香(45分×2回)の静坐をしました。
 
私の家族は海外旅行へ。
私は事情があって行けなかったので、一人でいて全く自由に時間を使えるときは一番やりたいことをやろうと思って、おとといから道場にいました。
 
摂心の準備のために何人かの方が来ましたが、道場をほとんど独り占め状態です。自分でペースを決め、坐禅中心の時間を過ごしました。
 
80畳の本堂に一人で坐っていると気持ちがよく楽しいことこの上ない。
セミの鳴き声を聞いては、君がミンミンと鳴くがごとく坐ってやろうじゃないか。
夕立がくれば雨が降るごとく私も坐ってやろうじゃないかと、坐っていました。
一番気持ちがよかったのは、昼寝です。地球を枕に大の字に手足を広げて一休み。
こりゃあ、贅沢そのものだなあと思いながらそこにいること楽しみました。
この環境を残してくれた先輩方に深く感謝すると共に、次の世代にこの道場を引き継いでいかなくてはならないと思った次第です。
 
来週(2014年8月22日)は房総道場で摂心があるので会はお休みとなります。
2014年8月29日は5週目なので、6時から開催します。
8時からは、禅のワークショップ開催の予定です。
 
義存 合掌