今日(3月18日)はあたたかく春の陽気でした。
来週には桜が見ごろを迎えるとのことで楽しみです。
6時からの読書会は、「禅マインド ビギナーズ・マインド」の続きです。
やっと本文に入りました。
全くの初心者にはかなり難しいと思います。
本文の最初にはやはり坐禅の姿勢の大切さが語られています。
姿勢について細やかに語られています。
この部分は初心者にも経験者にもとても役に立ちます。
これが曹洞宗の立場だと思える部分が多くみられます。
臨済系の教えの中で育ってきた自分には新鮮です。
この姿勢は、正しい心の状態を得るための手段ではありません。この姿勢をとること自体が、私たちの修行の目的なのです。あなたがこの姿勢をとるとき、心はすでに正しい状態にあります。ですので、それ以外の特別の状態を得ようとする必要はありません。なにかを得ようとすると、心はさまよいはじめます。
後略
坐禅はいつも「いま ここ」を大事にしますので、というかそこにしか焦点を当てていので、死後の世界の話も出てこないし、超能力のような話も出てきません。自分の外に神や仏を想定することもしません。
老師は、ひたすら正しい姿勢をとることを強調しています。
「私は悟りを得た」などというべきではありません。つねに初心者でいると いうこと、ここに禅の本当の秘密があるのです。
簡単な言葉で書いてありますが、これはとても難しいことです。
次はお茶の時間。
今日は栗田さんにお茶を点てていただきました。
お菓子は、桜餅。
季節にピッタリです。
お茶の後は、一炷香の坐禅をしました。
ワークショップだけの参加も可能です。
おもしろいですよ。
お待ちしています。
義存