横田管長とおなじく来年60周年を迎える禅文化研究所。
初代の所長は山田無文老師だそうで,58年前に花園大学の学長しながらこの研究所を立ち上げられたそうです。
下記に横田管長からのお話がありますので詳しくはそちらをご覧ください。
季刊の「禅文化」は掘り下げた内容で読み応えたっぷりなので僧侶でもない一般人の私も何冊か購入させていただいております。(山下)
ユーチューブネタが続きますが,円覚寺の横田老師の管長日記が先週10月3日に1000回の記念放送となりました。
開始当初はビデオだったり,配信時間も最初は6時だったのですが,途中から音声のみの5時から放送に変更されました。
初回からかかさず毎朝拝聴しております。
(インド滞在中も,,,えへへ(〃´∪`〃)ゞ)
そしてもうひとつのチャンネル 一心寺CH
インド,ブッダガヤの一心寺に駐在される妙晏さんの夕方のお勤めの配信も昨日10/14に100回を迎えられました。
記念配信なので昨夜は久しぶりにリアルタイム参加してチャット応援させていただきました。
どちらのチャンネルも末永く続くこと祈念してやみません。
他の記事のコメントにもお書きしましたがコロナで大変な世の中でしたがユーチューブ,ZOOMやPODCASTなどネットコンテンツは急速に充実して世界中に仏教や禅の魅力が伝えられる時代になったのだなぁと痛感します。(山下)
今日は第2週なのでお茶がありません。
スタート時の参加者は3人で少し寂しい会ではありましたが、途中から先週から久しぶりに参加してくれているHさんが加わりだんだん充実してきました。
一人加わるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わります。
ところでこの会は、いうまでもなく坐禅をする会ですが、ここには仏教徒はもちろんクリスチャンの方もいます。
一番多いのは、特に宗派には属さない人でしょう。
そう、誰でも来られるのです。
坐禅てなんだ?と思う人や、たいして興味はないけど覗いてみるかという人、日ごろの人生で悩みを抱えている人などいろいろな人が来ている会です。
興味や目的が異なる様々な人を受け入れる度量はあるつもりなので、一度おいでになってください。
来週21日は、コミュニティ祭の準備のためこの会はお休みです。
27日は太田先生のワークショップです。
途中参加歓迎です。ぜひおいでください。
本日なんとUSAカリフォルニア州在住のFさんから禅茶ラジオをお聞きになってくださったとのメールが届きました。
なんでも曹洞宗研究所の宇野全智和尚さんのユーチューブ「10分で修証義」経由でお知りになったそうです。
一月前についに「修証義」31節すべて完了されたそうでおめでとうございます。
そう言えば4月のアースディで宇野和尚さんに逢った時,「山下さんのポッドキャストがきっかけでユーチューブでラジオ始めたんですよ」と言っていただいたこと思い出しました。
社交辞令とは思いますが,市民サークルである「禅と茶の集い」のブログやPODCASTが,曹洞宗の僧侶の方やアメリカの在家修行者の方に届いているとしたら本当に有難く,本当に感慨深いことだと思っております。
曹洞禅を学ばれ在家得度なさったFさんにはロンドン在住のkokoさんの禅茶ラジオなどもご紹介させていただきました。
いつの日かアメリカ在住のFさんの「禅茶な人々」も収録できるかも知れませんね。
楽しみです。(山下)
10/6 禅と茶のつどい報告
輪読は“宗教の本性”(佐々木閑 著)
●「釈迦の仏教に即効性はない」
・自分の価値観を少しづつ変えていくために時間と体力が必要
・死を目前の人には救いになりにくいが逆に阿弥陀信仰に救われる人もいる
●自死は悪ではない
自死は人として向上させる機会をみすみあす逃すもったいない行為だが一方やむぬやまれぬ誇るある決断であることも理解したい
●信じるものはなんでもいい
正岡子規は悟りとはいかなる場合も平気で生きるという事という,,,戸塚さん(物理学者)は死を目前にして子規の言葉に励まされたよう
※話し合いは,自死について
・病,借金,人間関係etc 軽くても自死する人 重くてもたくましく生き続ける人,色々である
・病状をSNSで発信する人
お茶・・・
茶菓は饅頭,掛け軸は本来無一物 亭主は栗田さん ほのぼのとゆったりとした空間でした。
午後7:50より坐禅一柱香
参加人数 7人
来週は午後6時より一柱香(ただし午後5時より借りている)
インド巡礼から半年が過ぎたにも関わらず,まだご縁は続いているようで今回はガンディ生誕の集いに参加してまいりました。
今年2月のインド巡礼の旅の初日にニューデリー行きの飛行機の中でお会いした和尚さんがご縁で日印サルボダヤ交友会の機関紙に寄稿文を寄せたのは別ブログでご紹介済です。
当日は東京有明大の研修を早退させていただき東京は市谷,九段下にあるサルボダヤ会館に急ぎました。
駐日インド大使も参列予定とお聞きしたので,どんなきらびやかな建物と思いきや,さすがガンディ精神の会館でまさかのエアコンなしのレトロな瀟洒な建物でした。
到着して浅井上人にご挨拶して記念撮影です。
記念式典では残念ながらシビ・ジョージ大使は公用で広島出中で、代理でカニカ女史がご挨拶されておりました。
2月のブッダガヤ巡礼ではインドにおける日蓮宗の存在感と言うか,活躍は驚かされましたが,まさかマハトマ・ガンディが「南無妙法蓮華経」と唱えていたとは知りませんでした。
それはヒンディをはじめ,多くの宗教の祈りや歌が取り入れられた「アシュラムの祈り」と呼ばれているものです。
ガンディが1933年に藤井日達上人にあってから日本仏教の「南無妙法蓮華経」が冒頭に唱えられるようになったそうです。(山下)
<追加情報>
今年の5月,G7で来日されたモディ首相に合せて,広島にガンディ胸像を作り除幕式が執り行われましたが,その会場にも浅井上人のお姿がみつけました。(^▽^)/
お話では今日10/4,インドに行かれて11月中旬までご滞在の予定だそうです。
禅と茶の集い例会9月29日の報告
栗田和夫
今月の第2金曜日は、定例ですと、奇数月の懇親会の予定でありましたが、台風13号が接近しているという状況下で、やむなく中止とした経緯があります。
そこで、第5金曜日に、それに代わる懇親会を行ういうことで、おなじみの「ジュリアン」での開催となりました。
会員7名が集い、まずは、ビールで「乾杯!」、このところの暑さに、皆さんの美味そうな笑顔で、宴が盛り上がりました。
実は、この宴に際して、皆さんに、私自身のことではありますが、ご報告したいことがありました。
それは、「令和5年度の千葉県のスポーツ功労章贈呈者として表彰することに決定しました。」との、案内が先日、文書で届いたところであります。
内容は、「令和5年10月27日(金)14時、第73回千葉県民体育大会総合開会式で表彰式を行いますので、ご出席ください。」というものでした。
そこで、皆さんのお祝いの乾杯も、頂けたのでありました。
今宵は、中秋の名月、十五夜のはずですが、残念ながら曇天、しかし、宴は、ビール、八海山とワインで、昔懐かしい話で盛り上がりました。
いやはや道友とは、良いものです!
丁度45年前の1978年の9月、静としての「禅」、動としての「ダンス」に出会う事から、今回の「功労章」があり、また「道友」との宴があるわけですので、大いに感謝ですね。
楽しいひと時は、あっという間に、お開きの時間となりましたが、いやはや、千葉駅までの道中も話は盛り上がっていましたことを申し添えます。
火曜の東京有明医療大学に引き続き,太田ワークショップの凱旋です。
土曜日(9/30)は千葉市のあやめ台いきいきセンターにて10:00~12:00と比較的ゆったり目のスケジュールで実技を中心に太田先生に講演していただきました。
応募者多数のなか会場の広さの都合もあり今回は25名とさせていただきました。
いきいきセンターの利用者ということで年配の方が多いのが幸いしてか太田先生のジョークも受けまくり,前半の歩行の修練は皆さんでわいわいがやがやしながら楽しい実習でありました。
後半は調息山にそったイス坐禅の実習!
さすがに坐禅なので,会場は静まり返り静寂の瞑想となりました。
という訳で今年度は6月の体験会を皮切りに,太田先生には出張講演まで大活躍の前半期でありました。(山下)
本日は私の研修先である東京有明医療大学に太田先生と出かけました。
私の担当教官である高梨先生通じて『統合医療』の授業の中で「坐禅」について太田ワークショップの出前講義となった次第です。
ちょっと早めにつきましたら矢嶌先生のご配慮で1年生の皆さんの鍼灸実技の授業も見学させていただきました。
太田先生は「おちゃめ」とか「まつげが可愛い」とか若い方々にいじられまくっておりました。(笑)
そしていよいよ本番! 3年生の皆さんにガチンコ講義です。
いつも千葉中央コミュニティの講義ではマジックボードで消し消ししながらの講義ですがさすが大学!
だだっ広い黒板に向かって,チョークを持った太田先生が乗りに乗って話をしておりました。
脳生理学から白隠禅師までと,七めんどくさい話を一生懸命聞いて下さった学生さんたち!ありがとうございました。
講義が終わった後も数名の学生さんに質問を受けたりしていて,矢嶌先生・高梨先生にも何度もご辞退申し上げたのですが玄関で車口までお見送りいただき恐縮でした。
東京有明医療大学の先生方,そして学生さんに感謝申し上げます。
(山下)
中国の歴史小説について。
インドネシア/東南アジアに20数年に及ぶ駐在の後、62-68歳の 7年間中国東北部の吉林省に駐在、この関係で日本の著名小説家が書いた 数多くの中国の歴史小説を読みました。
北方謙三の三国志12巻、水滸伝19巻、楊令伝15巻、岳飛伝17巻、 堺屋太一のチンギス.ハン3巻、浅田次郎の天子もうじん4巻、蒼穹の昴3巻、 塚本青史の光武帝3巻、陳舜臣の小説(名前忘れた)、この他まだまだ一杯 あります。
どれを読んでも大変おもしろかった。
図書館に行けばこれらの本は 置いてあるので ぜひ一度読んで見て下さい。
現在読んでいるのは 宮城谷昌光の奇貨居くべし4巻;秦の始皇帝の生誕に 関わる物語:これも大変おもしろい小説です。
以上とりとめのない事を書きました。 花垣
終戦から78年。
もちろん「お盆」は100年以上前から日付は決まっていたのでしょうがこの二つが重なることって偶然なんでしょうか?
今話題となっているジブリの「君たちはどう生きるか」も空襲のシーンから始まりました。
宮崎駿さんは今年で81才とお聞きしているのでまだ終戦時は物心つかない頃だったかと思いますが,それでも戦後を体験し戦争は我々以上に身近だったのでしょう。
私が幼少期に「戦争を知らない子供たち」というフォークソングが流行ったそうで,学生時代に懐メロっぽく紹介されていました。
復興そして高度経済成長のあと,バブルがやって来て「JAPAN as No.1」と言われた時代もやってきました。
教育の世界でも「受験戦争」から揺り返しの「ゆとり教育」があり,その後は「悟り世代」なんてことも言われましたね。
1980年代のPCが世界を変え,当時アランケイが予測した誰もが使えるパーソナルなデジタルアシスタントとしてパームトップコンピュータが出現するとの予測!
誰もが信じられなかったですが見事にスマートホンとして今現在,我々の手の掌の上に載っていたりします。
大昔のことじゃありません。
ついこの前のことさえも人は忘れ,現在だけが当たり前となっていくこと。
やはり怖い近視眼的な見方でしょう。
親類や祖先などと言うのも個人主義の敵のように思われ,どんどん人は自分のことだけ,自分の世代だけで生きるようになってきております。 お爺さんお婆さんの世代や,孫ひ孫の世代まで思いをはせられる人がどれだけいるでしょうか?
自分を思い返しても恥ずかしくなります。
お盆にあたり遠い祖先から綿々と続く「命」を思い,また子孫に残していける平和で穏やかな国や生活など究極のSDGSを思ったりもしてます。(山下)