禅と茶の集い

みをただし いきをととのえ すわるとき そのみ そのまま みな ほとけなり

週例会報告

【お知らせ】禅と茶の集いは緊急事態宣言解除まで休止です !!

首都圏でのコロナ第3波は年末年始と猛威を振るいとどまるところを知りません。 そして遅まきながら,今夜第2回目となる「緊急事態宣言」が1都3県に発令されました。 松の内が明けたばかりの新年に重くのしかかる暗雲ではありますが,致し方ありません。 …

禅修行の階梯を考える(34)「禅と茶の集い」便り(304)

激動といっていいのか,寡動と表現すべきなのかとにかく今まで体験したことのない1年が過ぎようとしております。 禅と茶の集いにとりましても3月8日の定例会から3ケ月間の休止という未曽有の年となりました。 再開された当初は和室・茶室は換気不十分の…

「禅と茶の集い」便り(303)

18日(金)18時から20時6名参加 和室で輪読会、座禅が開催された 藤田一照 ブッタが教える愉快な生き方 最後の輪読会 簡単なようで、難解の章もある 何が難解か?自分が理解するだけの知識がないのだとなぐさめる 野口晴哉 愉快に生涯を生き抜くことが全生で…

「禅と茶の集い」便り(302)

12月第2週は19時スタートの坐禅会です。 開始時間には4人が揃い一柱香に取り組みました。時折,坐禅前に会長よりお話があることがありますが,本日のお話は深い話でした。 「煙草や酒,女性と人は好きな物いろいろに寄りかかって生きてしまいがち。無…

「禅と茶の集い」便り(301)

12/4(金)18:00~輪読 “ブッダが教える愉快な生き方”(藤田一照) 出羽三山での山伏修行体験で,指示されたら「受けたもう」と応じるだけ,やがて何でもスッとダイレクトに迎え入れている。 野口晴哉さんの言葉に“苦しい楽しいは心にある” 19:00~一柱香 …

禅修行の階梯を考える(34)「禅と茶の集い」便り(300)

千葉市にもコロナ第3波が迫りくる中の集いとなりました。 今週は第3週ですが,翌週の禅と茶の集いが休会ということもあり太田先生のワークショップが1週繰り上げとしていただきました。 摂心の準備や,腰痛などで登坂会長はじめ古参の会員が欠席となり,…

「禅と茶の集い」便り(299)

11月13日は奇数月の第二週金曜日で、一炷香坐った後、懇親会を催します。 今年最後の懇親会なので、令和2年度忘年会となりました。 本日の参加者は4名、忘年会は3名で開催しました。 実は私事ですが、2週間前に股関節を痛め、先週の坐禅では痛くて苦…

「禅と茶の集い」便り(298)

輪読は「ブッダが教える愉快な生き方」第4章 愉快に生きるためのヒント 野口晴哉はいつも溌溂として,活き活きと元気に自分の生きていることそのものが快く自分の魂を感じている状態を愉快と呼んでいます。 道元は『正法眼蔵随聞記』の中で「坐禅すれば自然…

「禅と茶の集い」便り(297)

今週は通常通り,ブッダが教える愉快な生き方の第3章 頑張らない坐禅の「すること」から「あること」へ を読み進めていきました。 私は仕事の関係で少し遅れての参加でして,会場につくとすでに5名で輪読会が始まってました。コミュニティセンターまでの道中…

「禅と茶の集い」便り(295)

先週と違い道行く人も寒そうにしている 自分も一枚多くしている 8人の参加者 輪読はブッタが教える愉快な生き方 第3章 頑張らない坐禅 道元の修行観 習禅から坐禅へ 沢山の発言があった 修行は手段 覚りは目的と考えられているが、道元は修行と覚りは不可…

「禅と茶の集い」便り(294)

10月9日、本日の参加者は3人です。 第2金曜日は7時から一炷香坐ります。 コロナ渦で、しかも台風が近づく雨の中、一炷香坐るためにやって来ました。 広い空間を3人で、ゆったりと坐りました。 日頃、太田先生が繰り返しおっしゃっている、吸気は鼻腔(内…

「禅と茶の集い」便り(293)

10/2 禅と茶の集い報告 輪読は「ブッダが教える 愉快な生き方」第三章 頑張らない坐禅=愉しい修行 受験生が勉強そのものには喜びを感じず目標達成の時に得られる未来の喜びを空想しながら,今の苦痛や退屈に耐える。 そのように平安を目指す苦しい道を歩く…

「禅と茶の集い」便り(291)

秋なのに31度もあるので、千葉駅から中央コミュニテーまで歩く 着いたら汗びっしょり。 今日は、第3週で輪読の後、座禅 珍しい方も参加で8名の参加だ。 1人では、苦しいが仲間がいて、支えあえば、坐禅も楽しめる。 輪読は ブッタが教える愉快な生き方 …

「禅と茶の集い」便り(290)

9月11日(金)は奇数月の第2週なので坐禅(1炷香)と懇親会の日です。 坐禅の参加者は4名、懇親会は3名でした。 坐禅(1炷香)は少人数で集中して坐りました。 コロナ後、しばらく休会した飲み会ですが、7月に次いで2回目なのであまり 不安なく、飲んで食…

「禅と茶の集い」便り(289)

9/4 「ブッダの教える愉快な生き方」の輪読“なぜブッタは坐ったのか” 赤ちゃんが,知らないうちに生きることそれ自体から学んでいるように,こどものする遊びのように坐ってみた。 「それこそが覚りへの道に違いない」と確認して樹下に打坐したのです。 「愉…

「禅と茶の集い」便り(287)

8月21日(金)は第3週なので読書会と坐禅(1炷香)の日です。 参加者は、会員6名と新到者2名でした。 最初に、会の概要と坐禅の仕方の説明をしてから、テキスト「ブッダが教える愉快な生き方」の輪読をしました。 今回は、仏教について知識を書物から学ぶこ…

「禅と茶の集い」便り(286)

1) 読書:第2章​<学ぶ事は変わる事>(私たちは縁起に生きている) 老/病/死に生まれることを加えて、思い通りにならない人生の絶対事実としているが、生まれる事を加えることが私/凡人には 苦しみを乗り越える という点で理解しにくい面があります。 2…

禅修行の階梯を考える(30)「禅と茶の集い」便り(285)

今日8月1日は素晴らしい青空と照りつける太陽となりました。 この記事を書き始めた途端に窓の網戸にアブラゼミが飛んで来て,思いっきり鳴いたと思ったら,すぐに飛び去って行きました。 まるで「夏が来たよ」って告知してくれたようで,これぞまさしく「虫…

「禅と茶の集い」便り(284)

7月17日(金)18時から20時10分 茶室で定例会を開催 会員7名参加、輪読、座禅 散会の時、ブログ投稿を指名され、良く会員の話を聞いていない、話を覚えていないので、慌てた。 輪読 ブッタが教える愉快な生き方人生が変わる経験、禅の発見、仏教は…

「禅と茶の集い」便り(283)

参加者は4名。佐倉からの参加者もいらっしゃいます。 前回、出欠確認の時、躊躇しながら出席の意向を示しました。 当日243名の感染者が出たので、皆さんどうするのか様子を 伺うと、確固とした意志を持って行く雰囲気でした。 一応、スマホにコロナウイ…

「禅と茶の集い」便り(282)

7/3 禅と茶のつどい報告です。 いよいよ今回より茶室1が使えるようになりました。 しかし当面はお茶はなしになりました。 輪読は引き続き「ブッダが教える愉快な生き方」です。 瞑想や苦行に見切りをつけ,樹下の打坐に入った。 なぜなら心やからだを作為的…

「禅と茶の集い」便り(279)

6月12日、新型コロナ自粛解除後2回目の椅子坐禅会となりました。 第2週は二炷香坐ります。20分坐り、経行を入れて、また20分坐り ました。 まだまだ椅子坐禅に慣れなくて、他の方も同じだと思います。何とか工夫して、自分で満足できる坐禅をしたいです。…

「禅と茶の集い」便り(278)

6/5 禅と茶の集い報告 18:00~ 中央コミュニティセンター5階 講習室1で開催。参加者8名 輪読は“ブッダの教える愉快な生き方”の第1章ブッダの学びとは 仏教は「行の宗教」禅では掃除や食事など日常全般で身心丸ごと行う修行である。 その後,各自の日常と…

「禅と茶の集い」便り(277)

輪読は"ブッダはなぜ子を捨てたか”より“ブッダが教える愉快な生き方”(藤田一照著)に変わりました。 小タイトルは“学びの宗教” 「掃除や食事などの日常生活全般を修行ととらえ,生きることそのものから『学ぶ』ことが修行なのです。」と書かれている。 多く…

禅修行の階梯を考える(28)「禅と茶の集い」便り(276)

コロナウィルスで全国の小中高の登校制限やら,ディズニーランド・シーの閉園などが続々と発表され,東京の白山道場の坐禅会も2・3月は中止,円覚寺の春季合宿坐禅会・土曜坐禅会も中止となり,日曜説教は動画配信のみとなったようです。 大きな集会が軒並…

「禅と茶の集い」便り(275)

令和2年2月21日 記録者・栗田和夫 1.はじめに 今日は、午後3時半から「千葉市を美しくする会」のまつり部会が開催されました。主な議題は、昨年の千葉の親子三代夏祭りの事業報告と決算そして次年度の事業計画案と予算案、それから令和2年度の部会長…

楽しい時間を過ごして「禅と茶の集い」便り(275)

例年に比べ、妙に暖かな日が続く今宵の例会は、1炷香坐って懇親会となりました。 本来、偶数月の第2金曜日は2炷香坐る予定でしたが、来月の3月13日 (第2週の金曜日)は総会を開催することとなり、代わりに今回は懇親会 となりました。 参加者は6名い…

日本にもブッダがいた「禅と茶の集い」便り(274)

昭和6年,藤井日建は単身でインドに渡り,孤独と貧困の中で開教を始めた。 かつてのブッダもヒッピー,今日の自分もヒッピーが口癖の一つ。 平和運動はネパール,スリランカ,アメリカ,ソ連,ヨーロッパにおよび戦争と核武装の廃絶を訴えた。 又世界各地に…

濃茶と白梅「禅と茶の集い」便り(273)

いよいよ一月も大詰め。 久しぶりの第五週,大石さんのお手前でお濃茶が頂けると聞き,駆けつけましたが輪読会はすでに終わっておりました。 が,なんとか呈茶の途中で合流でき,久方ぶりの有楽流お手前で練り上げられた濃茶をいただきます。 うーん,美味し…

「禅と茶の集い」便り(271)

令和2年1月17日 記録者・栗田和夫 1.はじめに 明けましておめでとうございます。 令和で初めての良い新年を迎えました。 新年を迎えたといっても、今日は、某市での都市計画審議会(小生、会長代行)があり、まちづくりの何たるかを語ってきたところで…